



横浜医療センターで研修を考えている皆さんへ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
当センターは平成22年4月から全面的な更新築なった新病院での診療が開始されました。地域住民に選ばれる病院を目指し、建物、診療機器も更新し、横浜市西部地域中核病院として救急救命センター、周産期センター、NICUなどの充実も図りました。急性期病院として非常に充実した病院となったと自負しております。 初期研修プログラムも優れたものとなってきております。510床,27科の急性期総合病院として、優れた研修指導医のもと充実した研修ができます。また、臨床各科の垣根も低く、研修科以外の先生にも気軽に相談できます。なによりも優秀でやる気のある研修医仲間は一生のよき友となるでしょう。 研修終了後は本人の希望により、当センターの後期研修医としての採用、大学医局への入局、他施設での更なる研修などを応援します。 当センターは新病院での診療開始以来、患者数が飛躍的に増加してきており、地域病院として、急性期病院として幅広い疾患を持つ患者を経験できます。地域に貢献する診療能力の高い医師となることを目指す、やる気のある若い諸君の参加を切に希望しています。 |
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横浜医療センターの概要 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
当院は横浜西南部ならびに湘南地区の中心的医療機関の一つです。 政策医療8分野(癌、循環器-脳血管、精神、成育、骨・運動器、内分泌・代謝、肝臓、長寿{小児救急})を中心とする先駆的医療や難治性疾患などに対する診断・治療技術の開発と臨床応用の実践を行うとともに、臨床研究、教育研修、情報発信にも取り組んでいます。全国で13カ所の高度総合医療施設の一つとして、幅広い分野における高度な医療機能と災害時の診療支援機能なども備えています。「脳死よりの臓器提供施設」、「エイズ地方拠点病院」でもあり、神奈川県や横浜市における24時間診療可能な三次応需救急医療、横浜市の二次医療圏における母児救急医療などの機能を担っています。 国立病院では初めて(当時)の女性診療外来や糖尿病での地域の医療機関との密接なネットワークなどにも取り組んでいます。26診療科を有し、バランスのとれた卒後臨床研修が可能です。 |
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横浜でのUターン・I ターン研修を考える医学生の方に | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
現在1年次研修医が8名,2年次研修医が7名研修中です。公募以外では横浜市大並びに山梨大学の協力施設としての研修医も受け入れております。 当院の指導医は63名と充実した環境で少数の研修医に対して手厚い指導が行われています。厚生労働省認定の指導医講習会修了者は15名で、院内で開催した指導医ワークショップに大部分の医長・指導医が参加しています。研修のプログラムもテイラーメードを特色としており、1年次から選択制を導入しています.2年次の選択期間の11ヶ月はご希望に合わせた研修計画が設定可能で、11診療科を1ヶ月単位で研修することも単一の診療科を11ヶ月研修することも可能です。1年次に研修した必修科目の選択も可能としましたので、2年次の研修医として1年次の研修医指導も担当することが、更なる臨床能力の向上に資するものと期待しています。また選択診療科については可能な限り2年次に進んでからでも変更に応じています。このようにフレキシブルな対応が可能なのも当院の研修の大きな特色の一つです。当院は野戦病院的な研修を希望する方には少し不向きかもしれませんが、ある程度マイペースで、じっくりと研修したいと考えている方には最適な環境と考えています。 初期研修終了後は、当院の後期研修プログラムで更に研修を続けることも可能です。国立病院機構は新しい後期研修制度を開始いたしますが、当院でもその趣旨に則って後期研修のコースを用意しております。当院の後期研修プログラムも是非ご覧下さい。今後研修コースは増やす予定でおります。後期研修以後スタッフ医師としてのキャリアパスも可能であり、当院としても将来のスタッフ医師養成を視野に力を入れて参ります。また希望に応じて、関連大学等にも照会、斡旋することも可能です。 処遇に関しては国立病院機構の規定に準じていますが、時間外勤務手当や宿日直手当も支給されます。宿舎は病院敷地内にワンルームマンションタイプのものを全研修医に確保しています。 横浜市西部に位置する当院は、横浜市の喧噪から離れ、研修に専念できる環境にあります。横浜市や東京都内での各種学会、研究会にも余裕で参加可能であり、休日には湘南・鎌倉にも近いという地の利があります。 横浜地区での研修を考えておられる医学生の方は是非当院での研修を検討して頂きたいと思います。病院見学案内をご参照のうえ下記アドレスまでメールでお申し込み下さい。研修プログラム(抜粋)並びに概要説明ファイルも是非ご覧下さい。 平成22年より新病院なりました。新病院での後期研修,更に将来のスタッフ医師候補として熱意のある方を歓迎します。 |
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教育研修部長 日塔寛昇 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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平成24年度研修医募集要項 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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横浜医療センター初期臨床研修プログラム概要 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本プログラムは基本科目(内科、救急、選択必修、地域医療研修)と選択科目よりなる。実際の研修は約2週間のオリエンテーションに引き続き開始される。このオリエンテーションにて臨床研修にスムーズに入るために必要な診療上の基本的知識、技能、態度を身につけるとともに,2年次研修医の指導による病棟業務研修を行う。その後、各診療科にローテートして研修が開始となる。 基本科目の詳細は6月に決定する予定.救急の研修に関しては3ヶ月間の救命救急医の指導の他に、救急当直研修として2年間を通して当直時の救急外来と救急車対応(1~3次救急)を指導医の下で研修を行う。この期間は希望に応じて麻酔科の研修を1.5ヶ月組み込むことも可能である。 当院の当直体制は6列(第1:脳外科・神経内科、第2:循環器科・心臓外科、第3:外科・整形外科、第4:消化器・内科、第5:産婦人科、第6:小児科)体制であり、これに1年次、2年次の研修医が加わる。 選択科目は内科系(放射線科,病理も含む)、外科系(泌尿器科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科も含む)からそれぞれ1ヶ月を最小研修期間として選択のうえ研修可能である。 また、必修科目を再度選択して、2年目研修医として研修することも可能である。研修期間は希望により延長することも可能で1科目を11ヶ月にわたって研修することも可能である。 |
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ローテートの1例(実際のローテート順は、個々の研修医で異なる。) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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各診療科の研修目標・内容 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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横浜医療センターの沿革 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
昭和18年6月戸塚海軍病院として発足(海軍軍医学校併設)。終戦後国立横浜病院と改称して、地域医療の中枢的存在として再出発し、その後救命救急センター、母子医療センターが設置された。平成15年3月国立横浜東病院と統合し、国立病院横浜医療センターとして発足、平成16年4月からは独立行政法人国立病院機構 横浜医療センターとして新しい出発をした。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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横浜医療センターの基本理念 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
私たちは、患者さんの人権を尊重し、思いやりの心をもって安全で納得していただける患者さん中心の医療を目指します。 私たちは、急性期の地域医療を基盤として質の高い総合的な専門医療を提供すると共に、関係医療機関と密接な連携をもつ地域完結型医療を目指します。 私たちは、健全な病院運営を心がけ、患者さんがより良い診療が受けられ、地域で選ばれる病院になるべく日々努力していきます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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初期臨床研修プログラムの目標 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
平成16年度の卒後臨床研修制度の必修化に伴い、臨床研修医は2年間の間に広くスーパーローテート方式の研修を行うことになった。厚生労働省では、必修化後の研修目標として「医師としての人格を涵養し、将来専門とする分野に関わらず、医学及び医療の果たすべき役割を認識しつつ、一般的な診療において頻繁に関わる負傷又は疾病に適切に対応できるよう、基本的な診療能力(プライマリ・ケア)を身につける」としている。内科、外科、救急医療、小児科、産婦人科、精神科を必修科目として、予防医療、地域保健・医療、緩和・終末期医療等の特定の医療現場を経験することが求められている。 当院では、このような背景に鑑み、当院における臨床研修の一般目標を次のように設定した。 『患者さんに信頼される医師としての基本的な資質を修得するとともに、現代医療に伴う各種の問題を理解し、且つ臨床医として最低限必要な医療行為が行えるように基本的知識、技能、態度を修得し、患者さんに信頼される臨床医としての基本的な資質を身に付ける』 上記目標に沿って作成されたものが当院の初期研修プログラムである 。研修医は必ずローテートする科の指導医の監督、指導のもとに一般的な疾患を中心に外来および病棟の患者さんを実際に診療する。横浜医療センターは26の診療科を有する総合病院であり、実際に研修するコアの診療科以外についても基本的な診療について研修する事が可能である。当施設の特徴として救急患者(1次救急から3次救急まで)が多いことがあり、各科ローテーション中も2年間を通じて研修当直を行い、当直業務を通じて指導医の下に広範な救急医療を学ぶことができる。 |
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研修医の処遇 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1)身分:非常勤職員 2)給与:約30万円(月額) 3)賞与:なし 4)休暇:年休10日間(年間。夏期休暇として取得可能。) 5)時間外手当・当直手当:あり 6)健康保険・社会保険:有 7)住居:教育研修棟有(バス・トイレ・ミニキッチン付き。家賃1万円前後、光熱費は 自己負担) 8)アルバイト:不可 9)勤務医賠償責任保険:全員自己負担で加入 10)当直業務:平均月5~6回(1年次の平日は準夜帯勤務。休前日の準夜・深夜当直、土日の日直等) 11)その他 ○敷地内駐車場利用可(駐車場代+パスカード代 月3900円) |
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初期研修プログラム(抜粋) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
平成23年度初期研修プログラム (PDFファイル) ※平成24年度プログラムについては、後日掲載を予定しておりますが、内容の大幅な改定は行いませんので上記23年度プログラムをご参照ください。 |
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病院・研修概要説明 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
病院・研修概要説明の 「平成22年度採用予定者向け病院概要・研修関連資料 (PDFファイル) ※更新を予定しておりますが、こちらを参考にご覧ください。 |
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