奨学金制度について

当校では、奨学金希望者は、選考により、国立病院機構、日本学生支援機構、神奈川県の奨学金を受けることができます。

1.神奈川県内国立病院機構 奨学金

 国立病院機構附属看護学校に在籍する学生で、卒業後、国立病院機構への就職を希望する学生に対して奨学金を貸与することにより、その修学を支援することを目的としている。

  1. 奨学金の貸与の対象となる者は、看護学校に在籍する学生であって、卒業後、奨学金の貸与を受ける病院に常勤職員として勤務すること。
  2. 成績優秀にして、品行が正しく身体が健康であること。
  3. 貸付期間は奨学生となった日に属する年度から、看護学校を卒業する年度までの期間とする。
  4. 修学資金は、無利息とする。
  5. 奨学生が、看護学校を卒業後、奨学金の貸与を受けた病院において、常勤職員として貸与期間相当の期間勤務した時は返還を免除する。
    ※詳細は、各施設HP参照のこと。入学後に希望者に別途説明を行う。

2.独立行政法人日本学生支援機構

 勉学に励む意欲があり、またそれにふさわしい能力を持った学生が経済的理由により修学をあきらめることのないよう支援することを目的として国が実施する制度ある。

1)採用について
  学校が人物・学力の基準を満たしている奨学金申込者を日本学生支援機構に推薦し、日本学生支援機構で
 家計を含めた審査・選考を行い、奨学生として採用を決定する。

2)種類
 第一種奨学金(貸与・無利子)
 第二種奨学金(貸与・有利子)
 給付奨学金(住民税非課税世帯及びそれに準ずる世帯、または多子世帯の学生が対象)
 ※詳細は日本学生支援機構奨学金ホームページを参照のこと。

3.神奈川県修学資金

 将来県内において看護師等の業務に従事する有能な人材を育成するため、養成施設に在学し、卒業後は県内で看護職として従事する意志がある学生に選考のうえ、修学資金を貸し出す制度である。

  1. 文部科学大臣又は、都道府県知事が指定した学校または養成所に在学する者。
  2. 成績が優れ、性行が正しく、かつ、身体が健康である者。
  3. 卒業後、県内において看護師の業務に従事する意思を有する者。
  4. 修学資金は、無利息とする。
  5. 修学資金は、一般修学資金及び特例貸付修学資金とする。
  6. 貸付期間は知事が定める月から卒業する日の属する月までとする。
  7. 一般修学資金および特例貸付修学資金の貸付を受けた者が、県内の知事が別に定める施設及び地方公共団体において、引き続き5年間看護職員の業務に従事した時は、債務の免除をする。
  独立行政法人日本学生支援機構 神奈川県修学金
種類及び
奨学金
*第一種奨学金(貸与・無利子)
 自宅通学…2万円、3万円、4.5万円
 自宅外通学…2万円、3万円、4.5万円
       5.1万円
*第二種奨学金(貸与・有利子)
 2万円~12万円(1万円単位で選択)
*給付奨学金
一般修学資金   17,000円

特例貸付修学資金 40,000円
*条件に所得制限あり
返還方法及び
返還期間
*貸与奨学金
貸与が終了してから、6か月経過後、
月賦等自身が選択した方法で返還
*給付型奨学金
 返還不要
(廃止等になった場合例外あり)
貸付を受けた修学資金の均等額を月賦、4分の1年賦又は半年賦のいずれかの方法で返還する。
神奈川県内の施行規則第12条に該当する施設へ就職をし、引き続き5年間看護職員の業務に従事したときは返還免除

4.高等教育の修学支援新制度

 高等学校卒業後2年以内かつ、世帯収入や資産の要件を満たし、学ぶ意欲がある学生を支援するため、授業料・入学金の免除または減額と併せ返還を要しない給付奨学金(日本学生支援機構)により、大学や専門学校などで安心して学んでいただく制度である。 ※詳細は文部科学省ホームページを参照のこと。