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院長メッセージ

『かかりつけ医をつくりましょう』2018年1月15日

 さて、今回は皆様にとってベストな状態で当院をご利用いただくためにぜひお願いをさせていただければと思います。
 その一つはぜひ『かかりつけ医』を作っていただきたく思います。いつも尋ねる診療所や行きつけのご近所の病院の担当の先生が普段からあれこれよろず相談にのっていいただけるのであればそれもあなたにとってよき『かかりつけ医』です。当院は現在、完全紹介制の病院となっており全診療科で『かかりつけ医』、あるいは『ご紹介いただく診療所、病院』からの紹介状を必要とさせていただいております。
 なぜでしょうか?
 現在、日本では高度な(高価な)診断・治療機器が次々と大きな病院に入って、高度に訓練された専門スタッフによって治療したり、手術したりする仕組みが一気に進んでおります。貴重かつ高価な医療機械や高度な医療技術はできるだけ効率よくできる限り多くの患者さんへ公平に行き渡るようにする必要があります。当院ではこのような診療、治療する機会を増やすためにも地域の診療機関と連携をとってスムースに進むよう心掛けております。かかりつけ医とは診療上での太いパイプと絆を作るようにしております。
 地域の診療所で受診している時でも、当院の治療室でも同じ部屋で声を掛け合うような一体的な雰囲気を作り上げようとしているところです。かかりつけ医の先生から紹介状をいただいて円滑に当院での診療につなげられるよう取り計らいたく思います。
 でも複数の診療所にかかられていると一体だれが『かかりつけ医』なのだろうと思ってしまいますよね。診ていただいている先生にぜひ『かかりつけ医』になってくださいとお話しください。 さまざまな体の不調時に相談にのっていただくようお願いしてください。現在は医師会所属の地域の先生方も社会の要請の中から『かかりつけ医』制度を推進しておられます。お住いの地区の(区や市)医師会などにお尋ねになるのもよいかもしれません。これからのあなたの医療にも福祉介護にもかかりつけ医がその原点になります。ぜひよろしくお願いします。




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