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院長メッセージ

『患者さんは診療チームの主役です』2018年5月10日

 皆さんは「できれば医者の世話なんかにはなりたくない」というのがきっと本音ですよね。
でも何かのさだめで体の不調が起こればやはり頼るのは医療機関ということになります。
朝早くから来院されて不安なお気持ちいっぱいにお待ちいただいた後、やっと診療となります。診察、検査、治療へと医療チームが次から次に目まぐるしく他人事のように動きます。
 でもみなさんよく考えてください。医療チームは患者さんがいなければ動く必要はありません。
逆に患者さんが医療チームの“まん真ん中”にいてこそ最善の医療が可能となります。
患者さんは主役で最も重要な医療チームの一員です。多くの職種の医療者が病院にはいます。みな一丸となって診療をしますが患者さんがともにチームメンバーとなって一緒に動いてくれてこそはじめて医療が成り立つのです。
 みなさんは私たちが提案する検査や治療の選択を共に決める大事な役割があり、一緒に行動するという大事な役務もあわせて持つことになります。
多くの選択肢、多くの不確定要素、多くのリスクもときに高度医療の中には存在します。医療事故の予防も医療者だけがするわけではありません。患者さんも医療安全を担う重要なチームメンバーです。
みな一緒に現在の医療の複雑さ、あいまいさもぜひ理解しあって最善の医療を進めたいものです。




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