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病院情報の公表

令和元年度 横浜医療センター 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数 
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1333 264 320 573 809 1054 1744 3629 2576 417
入院患者の年齢階級別患者数の指標。
未成年の患者(0-19歳)の入院患者割合は12.6%、70歳以上の割合は52.1%。
横浜市の『小児科拠点病院』、神奈川県の『地域周産期母子医療センター』、『救命救急センター』としての機能を持ち、横浜市南西部の地域中核病院として急性期医療を担っています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで) 
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-あり 手術・処置等2-なし 94 2.95 3.34 1.06% 70.87
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-4あり 定義副傷病-なし 55 4.85 9.59 1.82% 72.29
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 48 13.94 14.62 18.75% 75.60
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2-なし 39 15.95 18.84 15.38% 74.74
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 35 21.46 20.84 28.57% 81.80
常に新しい知見を交え、ガイドライン(肺癌診療ガイドライン、喘息予防管理ガイドライン、COPD診断と治療のためのガイドライン、特発性間質性肺炎 診断と治療の手引きなど)に沿った標準的な診療を行っています。また、手術が必要となる患者さんでは呼吸器外科との連携によるスムーズな対応を心がけています。

消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病-なし 309 2.33 2.63 0.00% 69.31
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 79 10.78 9.79 7.59% 77.32
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2-なし 69 8.06 8.27 0.00% 74.75
060100xx01xx1x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病-あり 63 3.37 3.57 0.00% 73.83
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 56 7.00 7.65 0.00% 70.79
慢性C型肝炎、慢性B型肝炎、自己免疫性肝炎や原発性胆汁性肝硬変などに対し、治療実績があります。
平成29年4月より「K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術」の施設基準を取得しました。
食道、胃および大腸の早期癌や良性ポリープに対して、粘膜切除術(EMR)または粘膜下層剥離術(ESD)を行っています。

循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-1あり 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 311 3.10 3.01 0.32% 69.40
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2-なし 255 4.36 5.02 0.00% 66.75
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1-なし、1,2あり 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 221 3.33 4.40 0.00% 70.94
050050xx99200x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-2あり 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 131 3.93 3.15 0.00% 72.66
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 92 15.20 17.71 13.04% 82.52
「365日24時間、あらゆる循環器疾患を断らない」を目標に掲げ、日々治療を行っています。
我々の持っている知識、技術をすべて結集・集約し、チーム全体で、一人一人の患者さんのために、努力していきます。

膠原病・リウマチ内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 49 13.16 15.48 2.04% 58.00
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 18 21.39 20.84 50.00% 83.33
070470xx99x0xx 関節リウマチ 手術なし 手術・処置等2-なし 11 11.27 16.09 0.00% 72.64
070560xx97x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術あり 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし - - 26.18 - -
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2-なし - - 18.84 - -
関節リウマチをはじめとするリウマチ性疾患や膠原病を中心とした診療を行っています。
病気の重症度には、個人差が非常に多く、日常生活にほとんど支障がない患者さんから、入院生活が必要となる患者さんまで様々です。
当科では、このような患者さんに対して、院内の他科との協力も得て、早期診断・早期治療に努めております。
入院を要する患者さんは大きく分けると3つになります。
1.診断目的での入院:短期間で集中的に検査を行うことによって早期診断を可能にします。
2.治療目的での入院:入院を要するような強い治療を行う場合、初期治療で今後のために病気及び治療薬について知識を増やす必要がある場合の入院です。
3.合併症の治療目的での入院:治療の中心となる副腎皮質ステロイドや免疫抑制薬は、様々な合併症が出現します。入院が必要な患者さんの多くは感染症です。
これらに対して適切な治療を行うために入院をします。

治療においては以下のことに気を付けています。
・副腎皮質ステロイドの投与を必要最小限、短期間にとどめること。
・短期的な状態の改善だけでなく、長期的な生活の改善を考えた治療を検討すること。
・合併症対策・予防も含めてトータルマネジメントを行うこと。
・治療方針は医師が決めるのではなく、情報共有を行った上で患者さんと一緒に決めること。
全国と比べて当院のリウマチ性疾患の在院日数が短く転院率が低いのは、外来で治療が可能と考えられた段階で可能な限り早めの退院を図り外来管理に移行しているためと考えられます。
また、膠原病・リウマチ内科は内科の一員として、どこの科が主科となるのかの判断が難しい疾患;誤嚥性肺炎などの患者さんの診療も行っています。
専門分野ではありませんが、一般内科的な適切な治療・管理を行い、急性期の治療が一区切りついた後の療養型病床を持った病院への引継ぎも行っています。

小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病-なし 156 6.40 6.19 0.64% 0.97
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 118 5.11 6.17 10.17% 0.09
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 117 6.92 6.64 0.00% 3.13
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 92 6.57 5.69 1.09% 3.42
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2-なし 68 5.71 5.39 2.94% 3.31
休日・夜間は一次救急医療機関である戸塚区休日診療所、横浜市南西部夜間急病センターとの連携を取っています。
また高度な医療を必要とするお子さんに対しては、横浜市大病院、神奈川県立こども医療センターなどの三次中核病院と連携を取りながら診療を行います。

外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 96 4.26 4.85 0.00% 72.97
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 52 14.27 15.02 0.00% 71.21
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 50 5.30 6.37 0.00% 63.06
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 48 5.38 5.45 0.00% 26.81
060020xx02x00x 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 30 18.10 16.12 0.00% 73.00
上記以外にも、すべての消化器癌に対して外科治療を積極的に行っております。腹腔鏡下手術を積極的に行い、「患者さんにやさしい」手術、安全な手術を心掛けて行っております。

整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 92 23.08 25.94 42.39% 82.83
160760xx97xxxx 前腕の骨折 手術あり 60 3.82 5.54 0.00% 58.92
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 56 30.21 23.56 5.36% 74.91
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2-なし 56 21.84 20.93 7.14% 70.88
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 47 28.19 21.53 2.13% 70.47
脊椎の治療は、希望に応じ神経根ブロックや仙骨部硬膜外ブロックなどの保存療法も積極的に行っております。

形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070010xx010x0x 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1-なし 定義副傷病-なし 15 4.87 5.41 0.00% 59.40
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2-なし - - 3.10 - -
100100xx97x0xx 糖尿病足病変 手術あり 手術・処置等2-なし - - 24.27 - -
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり - - 6.39 - -
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2-なし - - 7.90 - -
『美しい外科を目指し“消えない傷跡”をいかに“目立たない傷跡”にするか』
形成外科の治療においては、“傷”や“形”や“機能”をどこまで改善してゆくかが重要であり目標となります。
傷跡を限りなく目立たなくし、形態を限界まで整え、機能を極力回復させることが形成外科である考えております。

脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1-あり 手術・処置等2-なし 89 3.43 3.01 0.00% 63.27
010010xx01x00x 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 62 20.74 21.14 14.52% 61.19
010070xx9910xx 脳血管障害 手術なし 手術・処置等1-あり 手術・処置等2-なし 56 3.07 3.14 1.79% 72.45
010030xx01x00x 未破裂脳動脈瘤 脳動脈瘤頸部クリッピング等 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 54 16.24 15.07 1.85% 62.89
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 54 24.31 18.81 55.56% 68.76
『年間破裂率が△%から◇%と言われても、患者さんにとっては100%か0%の問題』
手術顧問・病棟診療部長指導のもと全医師が経験数・成績を重ねています。

未破裂脳動脈瘤に対し、開頭手術(クリッピング術)と血管内手術(コイル塞栓術が主)のいずれを選ぶかは瘤の部位、大きさ、形状を十分検討して患者さんと相談します。

2013年10月からSHライン(Stroke脳卒中, Headache頭痛)を開設。神奈川県下の救急隊と協力し、24時間365日救急隊から直接当科および脳神経内科スタッフが連絡を受けることにより、これまでよりさらに迅速かつ多くの脳卒中の患者さんを受け入れ治療を行っております。


呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2-なし 63 12.86 11.51 1.59% 67.38
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 18 8.78 10.18 0.00% 43.44
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 15 12.60 9.11 26.67% 63.73
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし - - 14.62 - -
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-4あり 定義副傷病-なし - - 9.59 - -
胸腔鏡(ビデオモニターシステム)を多くの胸部手術に導入し、 侵襲の少ない手術(身体に優しい手術)を心がけています。
また、呼吸器内科と共に呼吸器センターを設立し、呼吸器疾患においてより綿密な連携が取れるようになりました。

心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050163xx9910xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 手術なし 手術・処置等1-1あり 手術・処置等2-なし 31 3.23 4.36 0.00% 74.94
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 31 2.97 2.78 0.00% 70.90
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-1あり 定義副傷病-なし 30 21.07 23.77 6.67% 70.63
050161xx97x10x 解離性大動脈瘤 その他の手術あり 手術・処置等2-1あり 定義副傷病-なし 24 25.50 27.88 25.00% 70.29
050163xx02x10x 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等 手術・処置等2-1あり 定義副傷病-なし 15 16.53 19.82 0.00% 72.20
当院は3次救命救急病院に指定されています。24時間、放射線技師、臨床検査技師、臨床工学士がスタンバイし、緊急手術に対応致します。

産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 90 9.16 9.66 0.00% 34.63
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 70 5.73 6.09 0.00% 45.20
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 69 6.46 6.21 0.00% 44.45
120260xx01xxxx 分娩の異常 子宮破裂手術等 60 9.30 9.53 0.00% 32.87
120170xx99x0xx 早産、切迫早産 手術なし 手術・処置等2-なし 41 16.56 19.06 17.07% 33.02
入院後の治療に際してはクリテイカルパスを活用し、医療の標準化と効率化により患者さんの安全と入院期間の短縮に努めています。
夜間や休日の緊急時にもできるだけ対応できるよう努めています。


眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 282 5.67 5.09 0.71% 78.65
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 182 3.07 2.78 0.00% 78.23
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり 片眼 21 6.05 9.33 0.00% 53.76
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2-なし 15 5.13 7.29 0.00% 67.67
020150xx97xxxx 斜視(外傷性・癒着性を除く。) 手術あり 14 3.00 3.17 0.00% 23.21
患者さんの話をよく聞き、精密な診察、詳しい説明を行い、患者さん一人一人に合った治療方針をたてるよう心がけています。
必要があれば入院、手術などに対応いたします。

耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 33 4.48 5.45 0.00% 35.91
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 28 5.86 6.80 0.00% 53.25
030240xx97xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 その他の手術あり 23 8.96 8.66 0.00% 30.48
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 15 8.40 7.80 0.00% 21.20
030428xxxxxxxx 突発性難聴 12 5.92 8.93 0.00% 62.00
副鼻腔炎手術は全例が内視鏡下手術(ESS)です。好酸球性副鼻腔炎など難治性の副鼻腔炎に対しても手術を行っています。
扁桃周囲膿瘍、扁桃周囲炎には必要があれば積極的な切開排膿を行い早期治癒を目指しています。
閉塞性睡眠時無呼吸症(OSAS)に対する手術も施行しております。全身麻酔下での小児の鼓膜チューブ挿入術は、2泊3日で行っています。

脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-4あり 定義副傷病-なし 67 16.64 16.13 31.34% 73.37
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 26 8.81 7.10 3.85% 59.42
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-2あり 定義副傷病-なし 25 14.16 16.16 28.00% 74.88
010060x2990411 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-4あり 定義副傷病-1あり 17 17.82 18.24 17.65% 76.47
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 16 25.19 18.81 68.75% 69.38
常勤医5名体制で病棟及び外来診療を行っています。周辺に脳神経内科専門の常勤医がいる病院が少ないため、近くのクリニックや一般病院の先生方との連携を重視しています。

当科が主体となって脳卒中の地域連携に関する会Y-CIRCLEを立ち上げて、定期的に回復期リハビリテーション病院のスタッフやクリニックとの会合を開いたり、市民公開講座を行ったりして活動しています。

皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1-なし 39 13.00 12.55 5.13% 69.59
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 24 8.08 9.00 0.00% 66.79
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2-なし 17 6.88 7.90 0.00% 79.12
080110xxxxx0xx 水疱症 手術・処置等2-なし - - 28.56 - -
080006xx97x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) その他の手術あり 手術・処置等2-なし - - 10.28 - -
皮膚病変の正確な診断と適切な治療を行います。
common diseases(一般的な疾患)については、診断ならびに治療方針の決定がなされた後は、居住地域の皮膚科専門医での診療をお願いしています。

泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1-あり 定義副傷病-なし 176 2.01 2.49 0.00% 72.71
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 111 5.29 7.07 0.00% 75.51
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病-なし 30 9.37 12.58 6.67% 75.67
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 28 10.61 12.18 0.00% 69.43
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 28 7.46 8.52 3.57% 73.21
検査は、可能なものは外来検査とし入院期間の短縮を心がけております。手術に関しても身体に低侵襲の体腔鏡下手術を行っております。
また、お薬の投与のみで状態の安定している患者さん、足が不自由で通院が困難な患者さんは、ご希望により近くのクリニック(地域連携病院)への紹介も積極的に行っております。

糖尿病内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100071xx99x110 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 手術・処置等2-1あり 定義副傷病-あり 47 13.30 14.74 0.00% 67.26
100070xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2-1あり 定義副傷病-なし 28 14.21 13.72 7.14% 58.89
120200xx99xxxx 妊娠中の糖尿病 手術なし 27 2.56 5.59 0.00% 34.15
100071xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 手術・処置等2-1あり 定義副傷病-なし 25 12.80 14.10 0.00% 62.52
100070xx99x110 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2-1あり 定義副傷病-あり 16 11.50 15.20 0.00% 67.38
短期の糖尿病教育入院と、近隣の診療所、病院との連携診療を特長として診療を行う一方、甲状腺、脳下垂体、副腎などの内分泌代謝性疾患も専門的に診療を行っています。また、妊娠糖尿病、妊娠バセドウ病など妊娠に伴う代謝性疾患の診療も行っています。

腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 29 10.62 11.67 0.00% 71.31
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 10 8.40 8.48 0.00% 71.60
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 10 18.00 20.84 30.00% 81.50
110290xx99x00x 急性腎不全 手術なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし - - 13.55 - -
110280xx99010x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1-なし 手術・処置等2-1あり 定義副傷病-なし - - 14.23 - -
健診で指摘される蛋白尿・血尿、ネフローゼ症候群、糖尿病性腎症、多発性嚢胞腎など腎疾患全般に対する精査・治療を行っています。
慢性透析患者の入院管理や神経筋疾患、類天疱瘡など特殊な免疫疾患に対する免疫吸着、血漿交換などの血液浄化法をそれぞれの診療科と協力しながら行っています。

救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 55 2.85 3.52 7.27% 37.27
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 32 2.94 7.34 6.25% 38.63
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 17 8.47 20.84 58.82% 79.71
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 16 4.38 9.67 0.00% 55.19
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2-なし 定義副傷病-なし 14 2.57 7.10 7.14% 40.79
救急科医師は24時間365日院内に複数名が常駐し、救急外来や救命救急センターにおける診療の中核を担っており、各専門科と密接に連携をとりながら正確な診断と適切な診療を行っております。
救急外来では、内因性・外因性を問わず集中治療を必要とするような重症救急疾患患者の診療のみならず、救急車で搬送される軽症・中等症の救急患者の診療や、身体疾患を持つ精神科疾患患者にも対応しております。2017年からドクターカーの運用も開始しており、横浜市・藤沢市消防局と連携し病院前救急現場にも積極的に出動しております。
救命救急センターはICU10床、HCU20床で構成されています。当院の救急科医師の大部分は同時に集中治療専門医も取得しているため、救急外来経由の患者のみならず、手術後や院内発生の集中治療が必要な患者にも対応しております。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数 
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 55 - 26 62 77 18 1 8
大腸癌 23 39 89 47 135 43 1 8
乳癌 - - - - - - 1 8
肺癌 38 11 78 146 63 73 1 8
肝癌 - 12 - 10 30 40 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
  平成25年4月に「がん診療連携指定病院」として神奈川県から指定を受けており、5大癌に限らず、幅広いがん診療をおこなっています。
「がん診療連携指定病院」とは、どこに住んでいる人でも、日常の生活圏で質の高いがん医療を受けることができる体制を確保することを
目的とした制度の中で、専門的な医師が配置されているなど、一定の要件を満たした地域のがん診療の中核となる病院が指定されます。
質の高いがん医療を地域の皆さまに提供するために、多職種が協力してがん患者さんの症状改善に取り組んでいきます。
【指標4】成人市中肺炎の重症度別患者数等
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 11 6.45 48.91
中等症 65 11.54 71.20
重症 34 17.44 79.50
超重症 15 23.60 79.40
不明 0 0 0
市中肺炎とは、日常生活の中で発症した肺炎のこと。
ここで示したのは、あくまでも「成人」の「市中肺炎」です。
当院では中等症の肺炎が最も多く、小児等の肺炎も多く治療しております。

脳梗塞の患者数等
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 297 24.08 75.92 39.88%
その他 24 21.58 73.63 3.43%
脳梗塞は脳卒中の大部分を占め、どんなに軽くてもできるだけ早く病院に来て早く治療を始めなければなりません。
t-PAという血栓(血の塊)を溶かす薬剤を使った血栓溶解療法は頭蓋内出血を起こす危険がありますが、適応を見極めて使えば症状の改善に繋がります。
この治療を受けるためには、遅くとも【発症から3.5時間以内】に、この【治療法ができる病院を受診】する必要があります。
当院では24時間365日t-PA適応を見極め対応することが可能です。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 373 0.59 1.38 0.00% 70.48
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 72 1.56 12.83 9.72% 77.57
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術 66 1.00 6.14 0.00% 74.86
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 48 1.06 5.31 0.00% 70.77
K654 内視鏡的消化管止血術 44 1.52 10.64 2.27% 73.84
良性ポリープに対する粘膜切除術(EMR)や食道、胃および大腸の早期癌に対する粘膜下層剥離術(ESD)、食道静脈瘤や消化管出血などの内視鏡治療も施行しています。また、肝癌に対する内科的治療(肝動脈化学塞栓術、経皮的ラジオ波焼灼療法、分子標的薬治療など)も積極的に行っています。

循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術 心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの 208 1.20 2.48 0.48% 68.20
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 183 1.99 1.61 0.55% 70.81
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 74 1.05 3.22 0.00% 73.84
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術 その他のもの 54 1.65 2.72 0.00% 62.11
K5972 ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 44 2.77 7.82 2.27% 78.34
急性心筋梗塞や不安定狭心症などの急性冠症候群は、心臓を栄養する冠動脈が詰まる重篤な病気で、その初期治療は、1分1秒を争います。365日24時間体制で、迅速に冠動脈造影を行い、カテーテル治療を行います。基本的には橈骨動脈アプローチで検査・治療ともに行い、術後の安静等のストレスを軽減し、入院日数も短期間になるようにしています。また、不整脈に対するカテーテルアブレーションも積極的におこない、良好な成績を上げています。

外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 96 1.21 2.11 0.00% 71.56
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 90 1.33 3.29 0.00% 63.79
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 65 2.91 12.89 3.08% 72.12
K7181 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 39 0.21 4.85 0.00% 26.67
K672 胆嚢摘出術 32 1.09 19.06 25.00% 74.28
癌や急性腹症、ヘルニア、乳腺まで幅広い疾患に対応し、患者さんにとって 最適な手術を行えるように、多職種を含むチームで取り組んでいます。

整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 104 2.04 28.12 5.77% 72.47
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 66 2.61 18.32 33.33% 74.50
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) 60 3.10 19.88 10.00% 70.40
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 59 2.17 12.03 8.47% 60.24
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術 前腕、下腿 52 1.04 3.00 0.00% 53.08
変形性股関節症・膝関節症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、頚椎症、、骨軟部腫瘍などの手術や骨折の急性期手術も多く行なっております。脊椎の治療も増え、希望に応じ神経根ブロックや仙骨部硬膜外ブロックなどの保存療法も積極的に行っております。

形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術 肩、上腕、前腕、大腿、下腿、躯幹 16 1.00 2.88 0.00% 56.44
K2193 眼瞼下垂症手術 その他のもの - - - - -
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径2センチメートル以上4センチメートル未満 - - - - -
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径4センチメートル以上 - - - - -
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術 単純切除 - - - - -
形成外科では、皮膚に生じた外傷や腫瘍・潰瘍のほか変形異常を専門として扱っています。さらに、露出部とされている顔面や手足については、形態の再建や機能の再建を含めた治療を行っています。

脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 83 0.84 12.60 25.30% 80.41
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの 69 5.32 24.94 18.84% 58.58
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所 68 1.44 22.91 19.12% 63.24
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 31 1.52 5.23 0.00% 71.42
K1781 脳血管内手術 1箇所 16 1.25 12.88 12.50% 65.56
毎年全国有数の手術件数を誇り、その成績も極めて高く評価されております。
これまで築き上げた実績と経験をもとに、さらに手術精度を高めるため種々の最新機器を導入し、より安全確実な手術の実践を心がけてゆきます。

呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの 51 2.98 10.55 1.96% 68.61
K5131 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの) 17 3.76 4.00 0.00% 41.71
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 部分切除 11 1.36 8.73 9.09% 66.91
K488-4 胸腔鏡下試験切除術 - - - - -
K5132 胸腔鏡下肺切除術 その他のもの - - - - -
当院では比較的早期の肺がんに対しては積極的に胸腔鏡下手術を行っています。手術の傷が小さく、術後の痛みも軽いのが特徴です。手術による体へのダメージが少ないため、回復も早く入院期間も従来の開胸手術(大きく切開する手術)と比べ短くなりました。


心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 24 1.00 1.00 0.00% 70.92
K5551 弁置換術 1弁のもの 19 3.68 16.58 0.00% 71.37
K5603ニ 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術 その他のもの 17 2.35 24.41 23.53% 70.41
K5606 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの) 15 3.47 14.47 6.67% 72.73
K560-22ニ オープン型ステントグラフト内挿術 上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術 その他のもの 12 3.92 21.58 8.33% 68.58
当院は3次救命救急病院に指定されています。24時間、放射線技師、臨床検査技師、臨床工学士がスタンバイし、緊急手術(大動脈解離、胸腹部大動脈切迫破裂、心室 中隔穿孔、急性動脈閉塞症)が可能です。

産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8981 帝王切開術 緊急帝王切開 107 3.05 7.57 0.00% 33.16
K8982 帝王切開術 選択帝王切開 103 1.72 7.17 0.00% 34.18
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側) 腹腔鏡によるもの 78 1.10 4.73 0.00% 44.28
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 58 1.22 4.60 0.00% 47.48
K867 子宮頸部(腟部)切除術 36 0.03 0.97 0.00% 41.69
当院での帝王切開の適応は、胎児機能不全、分娩遷延、胎児発育不全、前置胎盤、胎盤早期剥離、妊娠高血圧症候群、母体の合併症などのほか、骨盤位(逆子)、双胎、前回の出産が帝王切開の場合も帝王切開による分娩としています。帝王切開の麻酔はほとんどが腰椎麻酔、硬膜外麻酔併用で、麻酔科医が担当しています。
子宮や卵巣の良性疾患にたいしては、子宮鏡下手術や腹腔鏡下手術を積極的に行い、従来は開腹手術であった疾患もご希望があればできるだけ内視鏡手術で行っています。悪性疾患に対しても、腹腔鏡などの応用により、内視鏡補助下に手術侵襲の少ない手術を目指しています。

耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 35 1.00 7.26 0.00% 28.17
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術III型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 23 1.00 3.83 0.00% 52.57
K309 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 11 1.00 1.00 0.00% 4.36
K340-4 内視鏡下鼻・副鼻腔手術II型(副鼻腔単洞手術) - - - - -
K3932 喉頭腫瘍摘出術 直達鏡によるもの - - - - -
習慣性扁桃炎、慢性副鼻腔炎、滲出性中耳炎、声帯腫瘍、咽頭腫瘍などの手術および薬剤治療を行っています。


泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 113 1.09 3.24 0.88% 75.62
K843-2 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術 28 1.00 8.61 0.00% 69.43
K8411 経尿道的前立腺手術 電解質溶液利用のもの 27 1.30 5.22 3.70% 73.11
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 26 1.46 4.92 0.00% 72.35
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 22 1.27 7.27 0.00% 64.55
泌尿器科では膀胱腫瘍に対する経尿道的手術(TUR-BT)を多く実施しています。尿道から特殊な内視鏡を挿入し、病巣部を電気メスで切除する手術です。病理学的悪性度を考慮して、がん細胞の有無を顕微鏡で検査します。
その他の手術に関しても身体に低侵襲の体腔鏡下手術を中心に行っております。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 43 0.34%
180010 敗血症 同一 18 0.14%
異なる 45 0.35%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 23 0.18%
異なる - -
救急科では、敗血症に合併する播種性血管内凝固症候群の予後を予測するための多施設共同研究に参加しています。
上に挙げられている傷病が重篤化し、紹介入院となる患者さんも多く受け入れています。
『手術・処置等の合併症』については、処置・手術前に医師から説明させていただいている「起こり得る合併症」の中に含まれ、あらかじめ予測できるため発症後にすぐに対処することができています。

更新履歴
2020年9月17日



























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