横浜医療センター ブログ
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病気・けが
副院長ブログです!
2024年08月09日
今回は、4月に就任した宮崎副院長に、この夏、どんな病気が増えているのかを執筆してもらいました!
宮崎副院長は、副院長になってもこれまでと変わらず夜間当直をし、救急外来でも活躍しています。
北日本では大雨災害が一段落したとはいえ、災害級の暑さは横浜周辺でも続いています。7月は史上最も暑かった、との報道もありましたし、以前に比べて平均で2℃気温上昇があったとか。かき氷が欲しい所です🧊🥵
さて、病院は世の中の写し鏡、みたいなところもあり、様々な病気や怪我が増えたり、減ったりします。
では、いまはどんな病気が増えているのでしょうか。
暑くなれば、昨今啓発が進んでいる熱中症の方がおいでになりますが、症状は様々ですがやはり動けなくなる方が少なからずいらっしゃいます。
この時期の地面はとても熱くなりますから、動けなくなると熱傷も生じます。
長時間かけて生じる熱傷なので、治療が難しくなりがちです。朝の涼しい時間、と思って庭仕事をしていて、動けなくなって救急車、は珍しくありません。お気を付けください。
もう一つニュースを騒がせているのはCOVID-19、新型コロナですが、19と言う数字は2019年に出現したから、というともう5年も経ったことになります。
いまだに悩まされておりますが、初期にみられた若年者の重症化はほとんどありません。しかし高齢者の方では重症化することが、わずかですが見られます。
65歳以上(一部の高リスク者は60歳以上)では定期接種対象で、自己負担額がありますが、接種で重症化が防ぐことができれば、心配は少なくなります。
ワクチンに危険が無い、とは言えませんし、あくまでご自身の判断ではありますが、この5年間で実感としてワクチンには効果がある、と感じております。
接種は10月からの様ですが、最新型のワクチンになるようです。ご検討ください。
RSウイルスが流行しています
2021年07月09日
6月下旬からRSウイルスが流行しています。
当院でも小児科の入院患者さんが増えてきました。
ここ数年は7月頃から流行が始まるとされていましたが、今年は例年よりも早く増加しており、横浜市からは感染症臨時情報が出ています。
RSウイルスは、発熱や鼻汁などの症状が数日続き多くは軽症ですが、特に乳児では肺炎などの重篤な症状を起こすことがあります。
飛沫、接触により感染するため手洗い、マスク着用の基本的な感染防止対策が大切です。
乳幼児がいる場合はおもちゃの消毒も対策となります。
横浜市からの最新情報はこちらで確認できます。
インフルエンザ予防について
2019年2月7日
感染管理認定看護師です。
毎年、寒い季節になるとインフルエンザが流行します。昨年に引続き今シーズンも大流行しています。今回はインフルエンザ予防策についてご紹介いたします。
インフルエンザの感染は、インフルエンザに罹っている人の、咳やくしゃみなどから排出されたインフルエンザウイルスが鼻やのどの粘膜についてしまうことで感染します。
主な症状は、発熱、のどの痛み、倦怠感、咳、関節痛などです。症状は強く、急激に発症し、高齢者では重症化することもあります。インフルエンザは、症状が出る1日前からウイルスを排出しているため、自覚がなく周囲の人に感染させてしまう恐れがあります。
予防法としては、流行前にワクチンを受ける、普段から健康管理を行い、十分な栄養と睡眠を取って抵抗力を高めておくことが大切です。また手洗いを心がけ、手に付いたウイルスを粘膜につけないようにしてください。
当院では、インフルエンザ流行期にはお見舞いの方にマスクを着用するようにお願いしております。入院されている方々は、インフルエンザに罹ると重症化するリスクの高い方々が多く、集団感染などを防止するためです。そして、病原体を持ち込まない、持ち運ばないよう、病室に入る時、病室から出る時など、手をきれいに洗う、アルコール手指消毒剤で手指衛生を行うよう、ご協力をお願い申し上げます。また、体調不良時の面会はお控えいただくか、やむを得ない場合は事前にご相談いただけますよう、ご協力お願い申し上げます。
https://yokohama.hosp.go.jp/infomation/pdf/20190118_mask.pdf