横浜医療センター ブログ
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看護師・助産師
看護学生向けの就職説明会を実施しました
2024年11月29日
先月、当院附属の看護学生(2年生)を対象に看護部主催の就職説明会を行いました。
当院を含む県内の国立病院機構グループの5病院が参加し、学生は看護学校内の教室をローテーションして各病院の説明を聞きました。
今回のブログでは当院の説明会の様子についてご紹介します。
始めに、当院に勤務する4名の看護師から、「横浜医療センターに就職してよかったこと」を一言ずつ伝えました。
◽1年目看護師
・新人看護師はキラリバッチをつけているので一目でわかり、いろいろなスタッフに見守られていることを実感する。
◽2年目看護師
・附属の横浜看護学校から就職した同期がたくさんいて、1人で悩みを抱えることがない
◽病棟看護師(実習指導者)
・育児をしながら働いているが、時短勤務に理解があり働きやすい環境を作ってもらえる
◽病棟副看護師長(認定看護師)
・急性期病院なので重症の患者さんが、治療をして退院していく姿を見るとやりがいを感じられる
・様々な患者さんの看護は大変だが勉強になる。自分のキャリアアップアップに繋がることも嬉しい
その後グループに分かれて、4名それぞれの看護師に気になることを質問する時間がありました。
普段は聞きづらい勤務時間や病棟希望についてなど役立つ情報をたくさん教えてもらうことができて、和やかな雰囲気で皆さんとても楽しそうでした。
今回の説明会で、当院の良さが看護学生に伝わったと思います。
最後に当院の看護部長より、これから看護師を目指す方々に向けてメッセージです❣
「看護学生の皆さん、将来どんな看護師になりたいですか。〇〇になりたいと強く思い描いている人もいれば、どんな看護に惹かれるのかこれから探していく人もいるでしょう。入職したての私は、後者だったと思います。
横浜医療センターは救急医療、がん医療、周産期医療、他にも多くの役割を担っています。皆さんの夢を私たちと一緒に叶えてみませんか😊✨」
最後にお知らせです📄
この度、広報部の新しい試みとしてAIを活用して病院ブログの動画を作成しました。
このAI動画はこれまでに更新したブログをピックアップして定期的に当院の公式YouTubeチャンネルに掲載します。
これからも皆さんのお役に立てる情報を発信できる広報を目指して取り組んでいきたいと思います。
今後とも病院ブログ・ブログAI動画をよろしくお願いいたします。
職員向けのグルメフェア企画を実施しました🍝
2024年10月18日
昨日はスーパームーン🌕が見られ、当院職員がきれいなお月様を撮影してきてくれました。
特に今年の満月の中では最も大きく見られるとのことで、写真でも月の模様がよく見えます。皆さんはどんな模様に見えましたか?✨
さて、今年の1月のブログで職員向けのグルメフェア企画についてお話しましたが、毎回好評でその後も定期的に実施されています。今回は第3弾となり、2日間の実施期間中、職員食堂は大変賑わいました!
今回のメニューは2日とも提供された「大人のお子様ランチ~洋食プレート」と、1日ごとの日替わりメニューである「カレーピラフホワイトソースがけ&チキンレモン」、「ボスカイオーラ(ツナときのこのパスタ)&ミニサラダ」でした。
特に「大人のお子様ランチ~洋食プレート」は人気3大スターのエビフライ・ハンバーグ・カニクリームコロッケが盛りつけられ、見た目も豪華で大人気、2日目には売切れとなっていました。
テイクアウトをした職員が各自の席へ持ち帰ると、「それ食べたかった!」「まだ売り切れていないかな…」「何食べた、どっちにした?」など、職場で会話が弾んでいました。
広報も食堂にお邪魔してみると、いつもよりさらに混雑、でも厨房ではオーダーが入ると手際よく調理がされ、出来立てのあたたかい食事がすぐに提供されていました。
職員コメント💭
両日ともAランチ頂きました。
初日のエビフライは頭からしっぽまでサクサクに揚がっており、全て残さずに食べられました。2日目はエビフライとカニクリームコロッケが売り切れとなり、代わりにとんかつとから揚げになりました。
普段からメニューにはあるものですが、個人的にはごはんにはこちらのほうがあう!ので、結果おいしくいただきました。
普段から思っていますが当院の食堂の揚げ物のクオリティーはなかなかです!
病院で一緒に働いている職員が仲間の職員のために考えて実施してくれる企画で、職員みんながおいしいランチを食べることができ、元気に働く活力となります。
また、食事をした職員はみんなどのようなメニューが良いか、アンケート調査に協力してくれています。これにより、企画してくれる職員にとってもよいモチベーションとなりますし、よりよいメニューが提供され、それを食べた職員がさらに元気に働けるようになります。
これは1つの例ですが、当院では、病院全体で協力しながら、職員が活き活きと健康に楽しく働ける環境づくりに取り組んでいます。
災害時看護研修を実施しました
2024年09月20日
今週9/17は中秋の名月でした。
当院の近辺でもきれいな月を見ることができました。皆さんご覧になられましたか?
ちなみに来年の中秋の名月は10/6だそうです。
9月1日は防災の日でした。
当院では定期的に災害に備えた訓練や研修を実施しており、今回は看護部でリーダー的役割を担う看護師を対象とした研修を実施しました。
当院は災害拠点病院であるため、災害が発生した場合は、看護師たちは院内にいる患者さんの救護と同時に、地域で被災した傷病者を受け入れる体制を整える必要があります。
そのため、シミュレーションを通して災害看護の基礎知識を復習し、安全の確保やいつもと違う状況の中での治療、院内PHSが使用できない場合の連絡方法について再確認し、共通認識を持つことができました。
後半にはクイズ形式での講義や、災害時に各病棟で起こりえること、必要になることの議論を行いました。
今後も病院機能を維持しながら、入院患者の安全確保と地域の中心となって地域被災者の医療救護活動を行うために、職員間で防災意識を高めていきたいと思います。
また、日ごろから準備を行うことは二次災害の予防にもつながります。
9月末には病院全体での災害訓練も実施予定ですので、こちらの様子も後日ブログでお知らせしたいと思います。
新人看護師研修vol.3
2024年09月06日
9月に入りました🍡
台風が過ぎ去り、ようやく秋の涼しさが感じられるようになりましたね。
秋の虫たちの鳴き声も聞こえ始め、長い夏の終わりが見えてきました。
さて、ブログで定期的にお伝えしている新人看護師研修について今回も皆さんにお伝えしたいと思います。
今回の研修は救急看護(BLS)です。BLSとは、「Basic Life Support」の略称で一次救命処置のことを言います。
休日や夜勤の際など看護師が少ない時に急変が起きた場合や、院内で人が倒れていた場合などに焦らずに手順通り一次救命処置が実施できるようイメージトレーニングをしておくことが研修の目的です。
帰宅中に駐車場で人が倒れていたら?廊下で職員が倒れていたら?ここから一番近くにあるAEDはどこ?など、様々な想定でどんな行動を取るべきなのかを3人1組で一連の動作のシミュレーションをして何度も練習しました。
研修の後半では、救急カートの説明と一次救命処置の次の段階で行われる二次救命のシミュレーションを皆さんに見ていただきました。
「今日学んだことをしっかりと復習して、二次救命に繋げられる環境を整えることも看護師の大切な役割であるということも覚えていただきたいです。」と新人看護師の皆さんへ伝えられました。
今後も、研修を通して復習しながらしっかりと手順を覚え、実際の現場で慌てることなく行動に移せる自信を持ってもらえるようにサポートしていきます。
高校生1日看護体験を実施しました
2024年08月23日
二十四節気では、処暑の候となりました。
少し前まで夕方6時を過ぎてもまだ明るいと感じていましたが、日々少しずつ日暮れが早くなってきましたね。息苦しい暑さも少し和らぎ、夏から秋への季節の移り変わりが感じられます。
先月7/22に高校生を対象にした1日看護体験を実施し、近隣の学校から16名の学生たちが参加してくれました。
白衣に着替えた後に病院紹介を行い、その後に看護体験を実施しました。
4つのブースをローテーションし、健康チェック、車いす乗車、BLS(一次救命処置)、小児おむつ交換を体験しました。
車いす乗車体験では自分が思っていたよりも操作の工夫や乗っている人への配慮が必要で難しかった、乗ってみたら今まで見ているものと全然違かった!という声が多くあがっていました。
体験を終えた学生からの感想
「現場の看護師からしか聞けないことを、たくさん教わることができて本当に貴重な体験をさせていただきました、ありがとうございました。」
「看護体験は他施設でも参加したことがあったが、ここの病院は体験の時間が多くてよかったです。」
「今日の体験で、看護師になりたい気持ちがもっと強くなりました。」
と皆さんから感想をいただきました。
スケジュールの中では当院附属の看護学校で学校紹介も行われ、最後にBLS(一次救命処置)を実施している個人写真とお菓子などを看護部からプレゼントしました。
今日の体験で看護師や病院の仕事に興味をもつきっかけになっていただけると嬉しいです。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました😊
新人看護師研修vol.2
2024年06月07日
6月に入りました🐌
関東ではそろそろ梅雨入りの時期ですが、今年は発表が遅れる見込みのようです。
暑さは日に日に増していくと予報がありますので、しっかり水分補給をしていきましょう!
さて、4月に続き5月も新人看護師研修を実施したので研修の様子をご紹介します。
今回は「フィジカルイグザミネーション」の研修です。
フィジカルイグザミネーションとは、視診・触診・打診・聴診を行い、看護師の五感を使って情報を手に入れる手段のことです。
正しい知識と正確・安全に行うための技術などを学びました。
患者さんの診察を行う際には、このフィジカルイグザミネーションとともに、問診などを行い患者さんのことについて情報を集めます。
患者さんの状態について様々な情報を合わせて評価することを「フィジカルアセスメント」といいます。
症例を想定してシミュレーションを行い、フィジカルアセスメントを行って患者さんの身体にどのような異変が起きているのかを学習しました。
また、意識レベルと筋力評価方法についても学びました。
意識レベルの評価方法は、なんとなくではなく、共通レベルの指標のため、どのスタッフも共通に患者を把握することができるため大切です。
意識レベルを評価できることで、より正確に患者さんの状態を報告することができ治療に関わる高度な技術の実施が可能となります。
最後に、「今皆さんができることは、まず正確に患者さんを観察して手に入れた情報を報告することです。アセスメントが正しいかも先輩に確認してもらうことが大切です。急性期病院で必要な技術は周りの先輩がサポートしていきますのでこれから身に付けていきましょう!」と講師の病棟看護師からアドバイスがありました。
今後も、新人看護師が基礎の理解を高めながら看護経験を積んでいけるように定期的に研修を実施していきたいと思います。
新人看護師研修が始まりました☘
2024年04月19日
暖かい日が続き、先週まで満開の桜でピンクに染まっていた当院の敷地は、葉桜が増え、また違った雰囲気になりました。
先週には見られなかった花も沢山咲いて、だんだん5月に向かっている様子が感じられますね🌺
さて、当院では今年度も新人看護師研修が始まりました。
当院では教育プログラムを通して年間で研修を行っており、新人看護師が看護の基礎について理解を深め、現場で抱える不安を少しでも取り除けるようにサポートしています。
今回は「輸液ポンプ・シリンジポンプの取り扱いについて」と「体圧分散寝具・下肢血流観察」の研修を行いました。
正確に薬剤の投与をコントロールするための輸液ポンプやシリンジポンプは病院では良く用いられる器具です。正しい取り扱いと手順について確認しながら繰り返し実践を行いました。
下肢血流観察では、いわゆるエコノミークラス症候群を予防する弾性ストッキングの正しい着用方法と、下肢(脚)の血流状態の観察について実際に体験しました。
ストッキングで筋肉を圧迫するため、着用していると血流の不足や、皮膚に障害が発生してしまうことがあるので、装着時にどのような注意が必要か考えました。
新人看護師の皆さんは、看護学校で教わったことに加えて急性期病院の現場で必要になる知識を学べる機会となりました。
今後も新人看護師が成長できるよう様々な研修を行っていきたいと思います。
看護学生と実習指導者の交流会を実施しました🍩
2024年03月08日
3/3は雛祭りでしたね🌸
当院でも雛祭りをイメージしたお食事を入院中の患者さんへ提供しました。
今後も栄養管理室では患者さんに喜んでいただけるように季節に合わせた食事の工夫に努めていきます。
さて、実習施設でもある当院では看護学生の臨地実習を行っています。
当院の初の試みとして、当院附属の看護学生と実習指導者の交流会を行ったので、今回はその様子をお伝えしたいと思います。
臨地実習は、看護学生が看護師になるために病院などの実践の場で学ぶ大切な授業のひとつです。
これまでの授業は学校で面識のある教員と一緒に学んでいましたが、臨地実習では実際の医療現場に身を置き、初めて受け持つ患者さんや臨床の現場で働く看護師と接するため、今まで体験したことのない緊張や不安を感じます。
そこで、実習指導者である看護師を中心に、看護学生との交流を持ち看護学生が実習に取り組みやすい雰囲気をつくろうと考えました。
交流会では指導者出演の看護学生の実習の1日のVTRを見たり、お互いの自己紹介やクイズ大会などを行い、とても盛り上がりました!
トークタイムでは実習指導者と看護学生のグループに分かれて、看護学生から質問コーナーの時間を設けました。
質問では、「病棟の雰囲気はどんな感じですか?」「どういう勉強をしておくといいですか?」「他病院の実習はどのような雰囲気ですか?」「ポケットには何を入れていますか?」などの質問がありました😊
翌日から各病棟で行った実習では、看護学生皆が良い緊張感の中で取り組めており、実習指導者も事前の交流を通じて学生と関わることができて良かったとお話してくれました。
交流会での楽しさを思い出しながら看護学生の皆が成長できる良い機会になっていると嬉しいです。
職場体験を実施しました☘
2024年02月16日
今週はバレンタインデーがありました❣
当院では2/14の夕食に入院中の患者さんへバレンタインをイメージした食事の提供を行いました。
皆さんに季節を感じて楽しんでいただけたら嬉しいです。
1月25日に当院近隣の大正中学校の学生5名が職場体験学習を行いました。
半日のスケジュールでしたが、白衣に着替えてオリエンテーションを受け、看護体験を行った後に病棟やリハビリテーション室へ見学に行きました。
オリエンテーションでは看護部長から学生の皆さんへ、
『これから20歳くらいまで学生生活が続くと思うけれど、それから就職すると今は人生100年時代だから70歳、80歳までも働くことができる。それを考えたらとても長い時間ですよね。学生生活よりも先の長い話だから自分に合った仕事、やりがいのある仕事じゃないと続けるのは辛いし、やりたくない仕事を続けるって大変だと思うでしょ?だから職業選択ってとても重要だと思います。
今日来てくれた皆さんが大人になった時に毎日楽しいと思えるような職業についていただきたいです。その中の一つとして、病院で働く人はこんなふうに働いているんだなぁと体験してもらえたら嬉しいので短い時間だけど是非頑張ってください。』とお話してくださいました。
職場体験に参加した学生の感想💬
『とても忙しそうに見えたけれど、みんな笑顔で会話していたのですごいと思いました。』
『看護の仕事について色々教えてくれてありがとうございました。看護について興味を持てました。』
『今回の体験でここの病院で働いている皆さんが患者さんのことを一番に考えていてすごいなと思いました。』
そして最後に意見交換会を行い、記念写真をプレゼントしました✨
今回の職場体験で、看護師や病院の仕事に少しでも興味をもつきっかけになっていただけたら嬉しいです。
大正中学校の皆さん、ありがとうございました😊
職員向けのグルメフェア企画を実施しました🍥🍜
2024年01月12日
当院看護部、副師長会のQC活動(※)チームからの発案でグルメフェア企画を実施しました。
横浜医療センターでやりがいをもって楽しく働き続ける職員を増やしたい!という思いから実施された企画で、職員向けに1/10・11の2日間、当院2階の食堂で日替わりの特別ランチメニューを提供しました。
※Quality Control=品質管理や改善のための活動
【1/10:醤油とんこつラーメン・ミニチャーハン】
この日は全提供数164食のうち140食がこの限定メニューだったそうで、売り切れて食べられなかったという職員もいました。
【1/11:わらじかつ丼】
メニューは、看護部で希望メニュー投票を行い、結果をもとに食堂と話し合いをして決まったそうです。
この2日間、職員同士の会話のきっかけにもなり、おいしい食事でパワーを補充することができたようです😋
中にはボリューム満点の食事で、午後の仕事に支障が出そうだ…という声も😴
また第二弾も実施できるよう検討していきたいと思います!
さて、昨年のブログでお知らせしたタウンニュース元旦号(戸塚区版・泉区版)はご覧いただけましたでしょうか?
📑https://www.townnews.co.jp/0108/2024/01/01/712757.html(戸塚区版)
📑https://www.townnews.co.jp/0107/2024/01/01/712656.html(泉区版)
記事にありますように、今年は手術室の増室や放射線治療機器を最新機器へ更新を行う予定です。
時代のニーズに合わせて対応していけるよう準備を進めていきたいと思います。
看護師免許証が届くまで
2023年10月06日
9月29日は十五夜でした。
必ず十五夜に実際の満月が重なるわけではありませんが、今年は綺麗な満月が見られましたね。
当日には入院中の患者さんへ行事食を提供しました。
~メニュー~
・炊き込みチャーハン
・鮪ソテーおろしソースがけ
・京がんも炊き
・キャベツ人参和え(ポン酢)
・十五夜デザート
少し暑さも和らぎ食欲がわいて患者さんには沢山食べていただけたようでした。
季節の変わり目を感じながらお月見を楽しんでいただけたら嬉しいです。
今年3月、看護師国家試験に合格後、看護師免許証の申請を行っていた新人看護師たちの元に看護師免許証が届きました。
申請から実際に厚生労働省より発行され、届くまでに数カ月の期間を要するため免許証が手元に届くまでは登録済み証明書用はがきを免許証代わりとして、看護師として勤務することが可能です。
そのため看護師として働くためには、試験に合格して終わりではなく免許を取得するための申請が必須となります。
※産科の助産師は助産師国家試験と合わせて看護師国家試験に合格する必要があります。
猛勉強の日々から国家試験、合格発表、就職と…手元に届くまで長い道のりだったと思います。
皆さんの笑顔からいろいろな思い出が詰まった大切な看護師免許証なのだと感じますね😊
撮影にご協力いただいた新人看護師の皆さんありがとうございました✨
新人看護師研修vol.4
2023年09月29日
今週始めの月曜日はさわやかな秋晴れでしたね。
ようやく秋の気配が感じられたと思ったら翌日からまた夏の蒸し暑さが戻ってしまいました。
日々の寒暖差も大きく体調を崩しやすい時期です。
また、市内ではインフルエンザが流行していますので引き続き感染対策を行っていきましょう!
さて、先日新人看護師研修が行なわれました。
今回の研修内容は看護職の倫理についてです。
看護師は相手の立場になって気持ちを理解することがとても大切です。
過去のブログでのお話にもありましたが、ドラマを見ると客観的にいろいろな人の気持ちがわかるのでいろんなジャンルのドラマを見ると良いと看護部長がお話されていました。
皆さんもドラマなどで、「自分の病状について誰にも言わないでほしい」、「家族の余命は本人に言わないでほしい」、と患者さんが言っていたり、本当にこれでいいのかな?と思うような対応をしたりする場面を目にしたことがあると思います。
そばにいる看護師は、どんな対応が患者さんにとって最善なのか思い悩むことがあります。このような時に「看護職の倫理綱領」という行動規範があります。
今回の研修では「看護職の倫理綱領」を確認しながら、患者さんが治療を受ける上で、患者さん本人や家族の思いを汲み取ったり、想像したりすることが、看護には大切であることを理解しました。
これからも定期的に研修を行って日々の看護業務を振り返りながら、患者さんやそのご家族の気持ちに寄り添った看護ケアができるように努めていきたいと思います。
高校生を対象に「一日看護体験」を実施しました🎀
2023年08月18日
台風が過ぎ、再び厳しい暑さになりました。
暦の上では秋となりましたが秋の涼しさまではまだまだ遠そうです。
さて、今日は7月24日に行われた「一日看護体験」について報告したいと思います。
この体験には地域の高校から希望された9名の高校生が参加しました。
はじめに、院長、看護部長、事務部長から挨拶がありました。
「半日と短いがとにかく楽しんでもらいたい」、「職員たちがそれぞれの役割を担って運営しているということに気が付いてもらえると嬉しい」など話されました。
体験コーナーでは、「車いす乗車」、「血圧や酸素飽和度測定」、「小児のおむつ交換」、「一次救命処置」について各ブースに分かれて体験しました。
この企画の内容は、看護部の担当者が、高校生の皆さんと会うのを楽しみにいろいろと考えて準備しました。
皆さん手際よく実施していたため、たまたま会場を通りかかった職員は、「高校生だとは思わなかった」と驚いていました。
体験を終えて、参加された高校生の皆さんから感想をいただきました。
そして最後に看護部からプレゼントをお渡ししました。
看護師を目指している方が多くいらっしゃったので、夢に近づくお手伝いや看護職に興味を持っていただくきっかけとなれたら嬉しいです😊
新人看護師研修vol.3
2023年07月28日
梅雨もようやく明け夏本番ですね🌞
敷地内にはひまわりとコスモスが咲いていますが、ご覧になられた方はいますか?
さて、ブログで定期的にお伝えしている新人看護師研修について今回も皆さんにお伝えしたいと思います。
今回の研修は救急看護(BLS)です。BLSとは、「Basic Life Support」の略称で一次救命処置のことを言います。
休日や夜勤の際など看護師が少ない時に急変が起きた場合、焦らずに手順通り一次救命処置が実施できるようイメージトレーニングをしておくことが研修の目的です。
院内発生を想定に手順の説明を受けたあとに3人1組で一連の動作のシミュレーションを行いました。
慢性心不全看護認定看護師の講師からは、とにかくひたすら繰り返し練習しましょう!と指示があり、皆さん時間内に何度もシミュレーションを行いました。
胸骨圧迫は質の高い圧迫ができるようにならなくてはいけません。
研修ではメトロノームの電子音が1分間に約100回のテンポでピッピッピッと鳴る中、そのテンポに合わせてひたすら圧迫を繰り返しますが、写真で見る以上にかなり体力勝負です💦
緊急時には、傷病者のご家族に蘇生処置中止希望の確認ができるまで、または、上司や医師が到着するまで胸骨圧迫を続ける必要があるので、一人で長い時間行うのはとても大変です。そのためチームで交代しながら圧迫を繰り返し、チームの重要性も認識できました。
終了後のアンケートでは、
「急変時の対応を頭では理解していても実際の経験がなかったので研修を行って応援要請やAED到着までの流れが実践できそうだと感じた」、「忘れないように振り返って実践できるようにしたい」、「難しいし疲れはたまるけど命をつなげるためにもっと自分を鍛えることが必要だと感じた」などの振り返りがありました。
今後も急変時に備え、慌てることなく命を救う行動に移せるように知識と技術の習得を目指して訓練していきたいと思います。
リフレッシュ研修を行いました❣
2023年07月21日
7月上旬に職員たちで敷地内の草刈りを行いました。
この暑さですでに青々とまた草が生えていましたが、草刈りの時には咲いていなかった花が咲いていました🌺
さて今日は、先日行われた既卒転勤者対象のリフレッシュ研修のお話です。
既卒転勤者とは看護学校を卒業している看護師経験者で別の病院施設などから転勤してきた方のことです。
すでに経験を積んでいることから、一般的に「経験者だからわかるよね。」と思われてしまうなど、本人と周囲の認識のズレから悩みを抱える看護師が多いようです。
特に当院は急性期病院なので緊急を要した患者の看護を行いながら、新しい職場に慣れるまで日々一生懸命です。
そこで今回、スタッフ想いの看護部長の企画でリフレッシュ研修が開催されました。
研修では、地方から転勤の看護師からの地域のおいしいものの話や、趣味の話、生活環境やキャリアプランについて、終始笑顔に包まれた和やかな雰囲気の中で盛り上がりました。
中には病棟スタッフ同士で仲良くツーリングに出かけたという話もあり、皆さん驚いていました。
今後も当院では看護師の働き方に合わせ、新人看護師に限らず、すべての看護師が成長できる環境づくりに努めていきたいと思います。
新人看護師研修vol.2
2023年06月16日
曇りがちな梅雨の時期に、紫陽花が鮮やかに咲いていますね。
最近は夜も気温が下がらず、蒸し暑くなってきました。上手にエアコン等を使って室温管理をしたいですね。
さて、ブログ「新人看護師研修vol.1(2023年4月21日)」に続き、今回は「フィジカルイグザミネーション」について研修を行いました。
「フィジカルイグザミネーション」とは「視診・触診・打診・聴診」を用いて患者さんの状態を観察し、アセスメントすることです。
(アセスメント:情報収集し、分析を行って評価すること)
これは、「患者さんの観察を行うための知識と技術」として必要なので、早い段階で習得します。
集中ケア認定看護師が講師となり、視診・触診・打診・聴診の正しい手順と、意識レベルの評価方法について学びました。
視診・触診・打診・聴診は、正しい手順で行わないと正常なのか異常なのかわかりません。DVD等で正常と異常の見分け方を学びました。
意識レベルの評価方法は覚えにくいので、身体を使って覚え方の練習もしました。
例えば、意識レベルのうち、「発語」については、Vの1点(点数が少ないほど意識レベルが低い)=発語なし、というのを『シー』の指と1を連動して覚える、などを教わりました。
その他、症例から、患者さんの意識レベルはどのような状態なのかをみんなで考えました。
基礎的なことですがとても奥が深く、患者さんの異変を見逃さずに観察できるよう常にスキルを高めていく必要があります。
今後も定期的に看護や技術について研修を行い、新人看護師が一人前の看護師に成長できるよう努めていきたいと思います。
NICU看護師インタビュー ~看護の日のイベント②~
2023年06月02日
今週はスッキリしないお天気の日が続きました。
一日の中でも気温差が大きい日もあり、なんとなく身体が疲れやすい時期です💦
自分に合わせた体調管理をして、元気に乗り切りたいですね。
さて、先週に続き、今回は小児・NICU病棟からNICU担当の新人看護師にインタビューを行いました。
🔸NICU(新生児集中治療管理室)はどんな雰囲気の部署ですか?
NICUでは赤ちゃんやお母さんたちへの身体や心を気遣う優しい声かけで常にあたたかさに溢れています。
🔸小さな赤ちゃんが患者ということで、コミュニケーションをとるのが大変かと思いますが工夫されていること何でしょうか。
NICUにいる生まれたばかりの小さな赤ちゃんの表情や身振りはコロコロ変わり、身体全体で気持ちを表現しているので、赤ちゃんがどう感じているのかのサインを見逃さないように気を付けています。
🔸特別な小児用ベッドや医療器具があるようですが、それらについて教えてください。
小さく生まれた赤ちゃんには体温や酸素の管理が重要なので赤ちゃんの身体の機能に合わせたベッド(クベース・コット)があります。
また、黄疸の光線療法に使用するベッドや様々な種類の呼吸器もたくさんあります。
🔸NICUに入院されている小さな赤ちゃんの看護面で特に気をつけていることはどんなことですか。
赤ちゃんは急な状態の変化が起こる可能性があるのでベッドのアラームが鳴ったらすぐにスタッフが赤ちゃんの元に駆けつけ見守っています。
🔸赤ちゃんが元気に退院できるのが楽しみですね。
NICUから退院する赤ちゃんは生まれて初めて家族の待つおうちへ帰ることができます。
家族の元に無事に帰れるように、日々小さな命を大切にしています。
年に一度の「看護の日」、今回はデジタルサイネージを通じて、患者さんや、ご家族に看護活動を知っていただく機会をつくることができました。また、職員もそれぞれの活動を把握することができました。
今後もみなさんへ看護の心を知っていただく機会をつくり、スタッフも日々の看護の大切さを再確認して患者さんと関わっていきたいと思います。
手術室看護師インタビュー ~看護の日のイベント①~
2023年05月26日
これから梅雨の時期ですが強い日差しの日が続いていますね。
当院敷地内の木々たちもこの日差しで少し前より緑が増えました。
さて、5月12日は看護の日でした。近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなんで国際看護師協会が定めています。
当院では5/10~5/16まで通院中の患者さんとそのご家族を対象に外来ロビーや外来待合等で、デジタルサイネージにて【看護活動の紹介】を掲示しました。
このたび、紹介された様々な看護活動の中から、『手術室』、『小児・NICU病棟』の看護師にインタビューを行いました。
今回は『手術室』の看護師3名に行ったインタビューブログです。
🔸ポスターにエキスパートナースが多数とありますがどんな専門的な看護師が所属されているのでしょうか。
手術看護認定看護師、特定行為看護師が所属しています。その他にも、中国語が話せる看護師が中国語のエキスパートナースとして活躍しています。手術を受けるのは誰でも不安ですし、違う国で手術を受けるなら尚更です。中国語のエキスパートナースが関わることで、「あなたがいて良かった」と喜ばれることがあります。
🔸看護師には、病棟看護師や手術看護師などに分かれているようですが、ポスターにあった手術看護師について教えてください。
病棟で勤務する看護師は日々の看護の関わりの中で信頼関係を築いていくと思いますが、手術看護師は、手術前訪問、手術中、そして手術後訪問という短い時間の中で信頼関係を築きます。
不安を感じる患者さんが多く、少しでも不安を軽減できるように関わりを持つことを心がけています。また、器械出し(手術室内で医師の近くに立ちメスなど手術で使用する器具を渡す役割)業務を行うためには、手術器具の名称を覚える必要があり、手術に関わる専門知識や技術も必要となります。さらに、当院の手術室では全科を受け持つので、様々な科の病態や手術手技についてのスキルも必要となります。
🔸一番やりがいを感じる時はどんな時ですか。
手術後の回復に向かう過程が見えた時です。
手術の現場に立ち会い、術後訪問で患者さんにお会いし、回復されている姿を見るとやりがいを感じます。また、手術後、患者さんから「あなたのおかげで安心して手術室に入れた」と言われた時、手術前の環境づくりや患者さんとの関わり方が間違っていなかったと気付き、やりがいが感じられます。
あと、手術は患者さんが起きている状態で行う手術もあるのですが、その際、手術看護師は、患者さんの不安を軽減するため、声掛けや手を握ったりすることがあります。手術後、その患者さんから「あなたがいてくれて安心できた」と話してもらえた時は嬉しかったです。
次回は『小児・NICU病棟』の看護師にお話を伺います!
是非ご覧ください😊
新人看護師研修vol.1
2023年04月21日
今週半ばは気温が上がって夏日のようでしたね。
当院の事務部でも扇風機をまわしたり、うちわであおいだりする職員の姿を見かけました。
だんだんと夏が近づいてきているなぁと感じます🌈
さて、当院の新人看護師が受講する「新人看護師研修」がスタートしました!
この研修は、新人教育プログラムとして毎月1回(8月を除く)開催されます。
今回の研修は皮膚・排泄ケア認定看護師が講師となり褥瘡(床ずれ)予防のための看護を体験しながら学びました。
研修では新人看護師が4つのブースに分かれ、体位変換や、オムツ装着、体圧分散マットレス、車いす用の除圧について、説明を受けながら実施しました。
寝返りをすることができなかったり、好きなように動くことができない患者さんは床ずれの原因になりやすいです。
そのため、これらの看護は予防や苦痛の緩和を図るためにとても大切です。
マットレスは同じように見えますが全て異なる素材のマットレスなので、どのような違いがあるのか皆さんで寝心地を確かめていました。
厚みや機能、寝心地など、様々な違いがあるようです。
また、車いす用の除圧クッションもあり、実際に圧がかかっていないかモニターで確認を行いました。
今後もさらにプログラム内容を充実させ、急性期病院で必要となる知識や技術の教育を行っていきます。
ブログでも新人看護師の成長を見守っていきたいと思います😊
看護師と看護助手が一緒に取り組んでいます🌼
2023年03月24日
今週は暖かい日が続いていますが、週末にかけて天気は下り坂ですね。
晴れた日に敷地内を歩いてみるときれいに花が咲いていました。
他にもいろいろな草花が植えられているのでまたご紹介していきたいと思います😊
これまで当院では各病棟・部門に看護助手を配置し、看護師が担ってきた仕事を移譲し、「協働」して、それぞれの役割に特化したケアを行い、看護の質の向上に取り組んできました。
例えば、認知症やせん妄などの患者さんに対して、看護助手が定期的に散歩に付き添ったり、会話相手となることで、認知症状や不眠が改善したり、患者さんが活き活きとして、明るい表情が見られるようになりました。
適切なタスクシェアにより、看護師は医療的ケアに専念することができ、看護助手も患者さんから頼りにされ、その回復を見守ることで、やりがいを感じながら仕事に臨むことができます。
これまで当ブログで取り上げたように、当院では看護助手のスキルアップ研修を定期的に実施しているほか、事例発表会を行って各部門の好事例の共有を行うなど、協働の取組を一層充実させています。院内表彰制度でもこの取組が認められ、院長賞・優秀賞を受賞しました。
これからも、安心・安全な看護を提供するためにできることは何かを考えて、日々患者さんとの関わりを大切にしていきたいと思います。
静脈注射実務看護師研修と1年間の振り返り
2023年03月17日
各地で続々と桜が開花しているようです🌸
当院敷地内の桜の開花も楽しみです😊
さて、このブログでは看護師1年目研修について何度かご紹介してきましたが、研修プログラムも終わりを迎える頃となりました。
今回の研修では、静脈注射について講義・テストを受けたあと、演習用の腕モデルを使用して実技テストを行いました。
患者さんの身体に針を刺して薬液を入れる重要な行為なのでみな真剣です。研修後は、各部署で先輩に指導を受けながら実践経験を積み、静脈注射ができる看護師として院内で認定されます。
研修最後のプログラムでは、1年間の振り返りを行い、「その人らしさを支える看護とは」いうテーマでレポート発表を行いました。
それぞれが病棟で学んだ経験を皆で聞くことで「毎日成人を看護しているので小児科病棟の話が聞けて新鮮だった」、「同期同士で学んだことを共有できてよかった」などの感想や気付きが得られ、次年度の課題や目標を見つけることができました。
皆さん、2年目もがんばってくださいね🤗
プラチナナースから新人看護師へメッセージ
2023年02月03日
今日は節分ですね。暦の上では明日が立春で、春の始まりとされています。
とは言え、まだしばらくはこの時期らしい寒さが続きそうです。
さて、今日は看護部のお話です。
タイトルにある「プラチナナース」とは、定年退職前後に就業している先輩看護師のことで、これまでの学習や経験で培った能力を発揮し、いきいきと輝き続けている看護師の呼称です。
新人看護師が配属されてもうすぐ1年が経ちます。
先輩看護師のサポートから離れて独り立ちする機会も増え、悩みやストレスを感じる時期です。
加えて、コロナの影響で同期・同僚との交流やリフレッシュの機会が減ってしまっています。
そこで、新人看護師研修後に当院のプラチナナースから、「若い世代に伝えたいこと」をテーマにメッセージをもらいました。
自身の経験をもとに、看護観やキャリアプラン・人生設計、そして、今まで看護師を続けてこられた理由などを熱く語ってくれました。
大先輩の話は新人看護師の心に響いたようで、受講後のアンケートには「辛いことも多いが、もう少し頑張ってみようと思った」、「努力は報われるという言葉が心に残った」といった前向きな内容が多くありました。
それぞれが目指す看護師像や看護師として働き続けることを考える良いきっかけとなりました。
これからもベテラン職員が培った知識や技術を若い職員に伝承しながら、それぞれの職責に応じて、やりがいを感じながら仕事ができるよう、職場づくりをしていきたいと思います。
看護助手研修を実施しました
2023年01月27日
新しい年が始まり早くも1ヵ月が過ぎようとしています。
今週は今冬最強の寒波が到来し各地で厳しい寒さとなりました。
さて、今日は看護助手研修のおはなしです。
看護助手は、医療行為を行わないものの、看護師と一緒に患者さんの入院生活に必要なケアや安全に治療が受けられるようお手伝いを行う大切な職種です。
当院では、看護助手独自のラダー研修を行い、段階を重ねて知識・技術を高めています。
今回は大人用おむつメーカーの担当者を招いて、おむつ介助の研修を行いました。
おむつの選び方やあて方についての講義の後、実際に練習を行いました。
おむつが緩かったり、サイズやあて方が間違っていたりすると、安心して排泄ができなくなるうえに、皮膚トラブルを引き起こす原因にもなってしまいます。
この研修では、実際に自分自身が患者さん役になりおむつ交換の体験をしながら、介助のコツを学ぶことができました。
今後も患者さんが快適な入院生活を送れるように看護助手研修を行っていきます。
過去のブログ 看護助手の食事介助の研修(ペースト食ってどんな味?)もご覧ください。
看護部の紹介動画を作成中❣
2022年12月09日
寒い日が続きますね。
皆さんはサッカーW杯をご覧になりましたか?
選手たちの熱い姿に感動された方も多いのではないでしょうか。
また4年後の開催が楽しみですね!
さて、何度かブログでもお伝えしましたが、当院では9月にYouTubeチャンネルを開設し様々なコンテンツを更新しております。ご覧いただけましたか?
先日、新しいコンテンツとして看護部の紹介動画の撮影を行いました。
最前線で働く看護師の勤務の様子やインタビューを中心に構成しているほか、ドローンを使用した病院景観や、ドクターカー出動の様子など普段見ることができないような場面も紹介しています。
ただいま12月中の公開を目指して編集作業の真っ最中です!
完成後にはお知らせいたしますので、ぜひご覧ください😊
看護師1年目研修
2022年11月11日
11月11日はゾロ目ということもあって様々な記念日があるようです。
皆さん、いい(11)日をお過ごしください😊✨
さて、今日は先日行われた新人看護師研修のお話です。
当院で働く新人看護師は、新人教育プログラムとして毎月1回(8月を除く)研修を受けていますが、今年も後半戦に入りました。
10月は人工呼吸器の使い方について基礎を学ぶ研修でした。
人工呼吸器は急性期病院ではよく使われる機器ですが、病棟によって使う機会に差があります。
当院ではICUや、救急病棟、SCU、CCUでの使用が多く、一般病棟では少ないため、使用に不安を感じる看護師も少なくありません。
研修を通して知識や技術を身につけることで、恐怖心を無くし、他の病棟に行っても医療機器全般を抵抗なく扱えるようにするためにイメージトレーニングの教育は必要です。
※SCU:脳卒中集中治療室、CCU:冠疾患集中治療室
また、日頃なかなか会えない同期と顔を合わせることで、リフレッシュにもつながります。
研修中には、仲間同士笑顔で会話する場面も見ることができました。
仲間たちと研修の場を通して知識・技術を高め合い、日々患者さんの看護に取り組んでいます。
看護部長のお話~戴帽式を終えて~
2022年10月21日
9月30日、横浜医療センター附属横浜看護学校にて戴帽式が行われました。
戴帽式とは1年生が病院実習に入る前に行われるセレモニーで、男性にはエンブレム、女性にはキャップが授与され、ナイチンゲールの「心の灯」を継承し「看護の誓詞」を宣誓します。
戴帽式の様子はこちら(看護学校ホームページ)
戴帽式に参加した藤澤看護部長にお話を伺いました。
🔶今年の戴帽式の様子はいかがでしたか?
「3年ぶりに来賓や保護者の方々にも参加していただけて良かったです」
🔶戴帽式の思い出を教えてください
「戴帽式でナースキャップをもらうまでは三角巾をかぶって実習していたので、ナースキャップをもらえて嬉しかった記憶があります(三角巾が嫌だったので…)」
🔶現在はナースキャップが廃止となっていますが、当時はどのように感じましたか?
「ナースキャップをつける時は髪型もピシッとセットしていたので、気持ちも引き締まる気がしていました、実際の現場ではナースキャップが物にぶつかることもなく楽に感じます。」
🔶当院の看護部の特徴を教えてください
「やる気やパワーがある人、勉強家でやると決めたらやり遂げる人が多いです😊」
🔶患者さんの看護で印象に残っている思い出を教えてください
「ターミナルケア(終末期医療の看護)を担当していたとき、肺がんで苦しんでいる患者さんに一晩中付き添って背中をさすって、患者さんと夜明けを迎えたことです。当時の医療では肺がんの苦しさを緩和する治療がなかったのでとても苦しんでいました。背中をさすることしかできなかったけど、一緒に患者さんと「もう夜が明けますね」と話したことを思い出します。」
🔶これから看護師を目指している方や看護学生に向けて、今できること・やっておくべきことがあれば教えてください
「医療に限らず様々なジャンルのドラマを見てほしいです。ドラマには人の気持ちが関係してくるので、自分以外の人の気持ちが理解できるといいと思います。生活のメリハリもつくのでお楽しみのドラマを見つけてほしいです」
新たなステップに進んだ看護学生の皆さん、これから病院実習、頑張ってくださいね✨
「ペースト食」ってどんな味?
2022年09月30日
台風が過ぎ去り、季節の変わり目を感じられている方も多いのではないでしょうか。
秋晴れが気持ちいい時季となってきましたね。
今日は看護助手研修のお話です。
病棟で看護師の補助業務を行う大切な役割を担っている看護助手の研修として、栄養管理室の監修のもと、食事介助に関する研修を行いました。
入院患者さんの食事は、通常食以外に、噛む力や飲み込む力が弱くなった方でものどごし良く食べていただくため、「全粥食」「3分菜」「ペースト食」など、一人一人の状態に合わせて形態を変えて提供しています。
しかし、食事の形態を変えてしまうと、患者さんはメニューの内容が分からないため、食事の楽しみや食欲が減ってしまうことがあります。
そこで、普段提供している食事がどのようなものであるかを知るために、入院食を看護助手の皆さんに試食してもらいました。
ペースト食は、一見、ドロドロであまり食欲が湧かなさそうですが、とてもいい匂いです。実際に食べてみるとしっかり味があってとてもおいしく、おかわりしているスタッフもいました。
「もうすぐお食事の時間ですよ!」「今日はこんなメニューですよ、おいしそうですね!」などのお声がけもプラスして、食事介助に役立てていただきたいと管理栄養士からアドバイスがありました。
患者さんの入院生活がより快適になるよう、今後も様々な研修を行ってまいります。
新人看護師研修中!
2022年08月19日
暦の上では秋となりましたがまだまだ暑い日が続いていますね。
夏の疲れが出やすい時期ですので、引き続き体調管理に気を付けてお過ごし下さい。
さて、今日は先日行われた新人看護師研修のお話です。
当院では4月に配属された看護師を対象に年間の教育プログラムを通して看護の基礎研修を実施しています。
今回はその一部の研修内容についてのご紹介です。
まず、医療機器の扱い方について講義を受けたあと、実際の機器を使って演習します。
皆さん緊張しながらも、先輩看護師の指導のもと焦らずにしっかり手順を確認しながら訓練をしていました。
グループワークでは、医療現場におけるインシデントを未然防止するための訓練が行われました。
目の前の光景から危険を察知するための感受性を育てることが目的です。
新人看護師の皆さんは、一つの事象にはたくさんの危険が潜んでいることを学んでいました。
(※インシデント:重大な事故に発展する可能性を持つ出来事)
後日、看護師免許証の交付が各病棟にて行われました。
先輩看護師にお話を伺ったところ、「命を預かる場所でもありますが、患者さんの人生を預かる気持ちで日々患者さんと向き合って欲しいと思います」と新人看護師に向けてコメントをいただきました!
これから悩んだり苦労をすることもあると思いますが、安全でより良い看護が提供できるように頑張ります😊「看護の日」川柳結果発表🎊
2022年06月24日
敷地内に咲く紫陽花がひと雨ごとに色を変えていて、その変化を見ることが日々の楽しみになっています。
さて、先日5月20日のブログ「看護の日」にて「看護川柳」についてご紹介させていただきました。
今日はその投票結果を発表します。
表彰された上位2チームの看護川柳はこちらです。
今回1位に選ばれたチームにインタビューをしました。
🔶Q1 看護川柳はどんなお気持ちで作成されましたか?
「患者さんのもとへ今すぐにでも行きたい!ベッドサイドへ今すぐ行きたい!でもナースコールが鳴ってすぐには行けないので、飛び回るように走っている様子を書きました。そんな時、もっと人手があるといいなぁ、猫の手も借りたいなぁという気分です。」
🔶Q2 看護の魅力について教えて下さい!
「看護師の表情や接し方や、技術によって患者さんが笑顔になり、元気ややる気につながることが魅力です。そして、患者さんからの「ありがとう」という言葉とともに、元気で退院される姿を見ることが嬉しいです。」
今回の看護川柳を通じて、改めて多岐にわたる看護業務を垣間見ることができました。
今後も患者の皆さんに安心の看護を提供できるよう取り組んでまいります。
「看護の日」イベント実施中です
2022年05月20日
こんにちは。今日は現在実施中(5月12日から5月31日)のイベントについてご紹介します。
5月12日は「看護の日」です。近代看護の母「ナイチンゲール」の誕生日にちなんで制定され、各地でさまざまなイベントが行われています。
当院では看護の日のイベントとして、当院の看護師が看護業務への思いを五七五の川柳にした「看護川柳」を掲示し、人気投票を行っています。
看護業務のやりがいや患者さんへの思いなど、看護師の気持ちが詰まった個性的な作品がたくさんあり、とても感慨深いです。
なお、投票していただいた方には、看護の日グッズ(写真)を配布しています。
(配布数には限りがあります)
また、看護師の仕事をもっと皆さんに知って頂くために、専門・認定看護師の仕事内容をご紹介するポスターの掲示もしています。
以前にブログでふれた専門・認定看護師の掲示もあります。
※専門・認定看護師とは?
特定の看護分野において、複雑で解決困難な看護問題への対応が可能な、熟練した看護技術と知識、優れた実践能力のある人に対して、日本看護協会から認定を受けた看護師
関連記事:当院ブログ「WOCナースの活躍」もご覧ください。
いずれも当院の1階ロビーにて、5月31日(火)まで実施していますので、ご来院の際にはぜひご覧ください。
新人看護師、奮闘中!
2021年07月16日
こんにちは。急な雷雨が増えてくると、梅雨明けも間近だなと感じます。
気温と湿度が高くなっているので、引き続き熱中症には気を付けて過ごしたいですね。
さて、今日は7月9日に行われた新人看護師研修のお話です。
入職して3か月が過ぎ、看護師としての一歩を踏み出したところです。
先輩看護師の優しく、ときに厳しい指導のもと日々奮闘しています。
そして研修前に、看護師免許証の交付が行われました。
合格してから手元に届くのが、待ち遠しかったですよね。
看護部長からそれぞれに手渡され、受け取る皆さんの表情からは嬉しさとともに決意のようなものも伝わってきました。
看護部長から「皆さんは看護師としてまだ一歩を踏み出したばかり。もしかしたら、まだ片足をあげたくらいで地にも着いていないくらいの時期。看護師の道のりは長いので、そんなに焦らずに頑張れば大丈夫」と、激励の言葉がありました。
免許証を受け取った皆さんに、今の気持ちをインタビューしてみました。
「3年間の看護学校を経て、やっとここまできました。免許証をもらって、改めて自覚を持ちました。」
「3か月働いてみて、まだまだ勉強不足なところがあるけれど、先輩に助けてもらいながら、同期と支えあって頑張れています!」
と、とても嬉しそうに話してくれました。
その後の研修では、責任の重さを感じながら、真剣に取り組む新人看護師の姿がありました。
看護師として、チームの一員として活躍できる看護師を目指し、私たちと一緒に歩んでいきましょう!
WOCナースの活躍
2021年07月02日
こんにちは。7月に入り、季節はいよいよ夏へ近づいてきました。
気温が徐々に高くなってきていますので、こまめに水分補給をしましょう。
さて今日は、当院で活躍しているWOCナース(※)のご紹介です。
当院には3名のWOCナースが在籍しております。
先週のブログで「高機能エアマットレス」をご紹介しました。自分で体を動かすことが難しい方に、様々な機能を持つマットレスやクッション等を準備するのもWOCナースのお仕事の一つです。
患者さんの状態を見て、使用するマットが適正か等を検討し、その評価を毎週行っています。
もちろん、新製品のトライアル導入や病院スタッフへの勉強会を開催するなど、教育・指導に抜かりありません。
最後にWOCナースより「皆様の生活がより良いものになるよう、一緒に考えさせていただきます。スキンケア関連で困った時にはご相談ください。」
当院では、より質の高いケアが実践できるよう取り組んでまいります!
※WOCナース:W(Wound)=創傷(きず)・O(Ostomy)=ストーマ(人工肛門、人工膀胱)・C(Continence)=失禁(尿や便の漏れ)看護の分野において、熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践ができる看護師のことです。
新しいユニフォームです。
2021年05月21日
こんにちは。
今週に入ってから、ムシムシとした日が続いていますね。
しばらくは傘が手放せない天気予報です。
さて、4月からICU(集中治療室および救急外来)のユニフォームがえんじ色主体のスクラブ(※)に変わりました。
かっこいいですね!!
以前は個々に違うものを着用していました。
揃いのユニフォームでキビキビ業務をこなす姿がまぶしいです。
4月から仲間入りしたスタッフも、少しずつ慣れてきたようです。
ICUの師長は「視認性もあるし、気が引き締まる」と話していました。
(管理職は白衣を着用しています)
感染対策にも一層気を配りつつ、今日も当院スタッフは頑張っています!
※スクラブ=半そでで首回りがⅤネックの医療用白衣
看護の日・看護週間
2019年5月15日
5月12日はフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ、看護の日となています。この看護の日にあわせて、各部署で活躍してる看護師の姿を5月30日(木)まで、メインエントランスのある中央ホールで紹介しています。
病院に来た際には、笑顔いっぱいの看護師をご覧ください。