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医師


小児科医師にインタビューしてみました【後半】

2024年07月19日

昨日関東では梅雨明けが発表されました。
連日の猛暑でまだ夏じゃなかったのね…と思われる方も多いと思いますが、これからが夏本番のようです。さらに、熱中症対策をしていきましょう!
涼を探してみるとあじさいが咲いていました。

前回ブログの後半です。
病院では聞きにくいけど気になる素朴な疑問について、小児科医師に聞きましたので、夏のお出かけなどのお役立ち情報として知っていただけると嬉しいです。

🔷Q.「長時間の移動などでおむつかぶれしてしまった時の対処法は?」
🔶A.おむつかぶれしてしまった時はおしりふきでゴシゴシ拭くことは避けましょう。移動中に洗ってあげることは難しいので、おむつ替えの際にペットボトルや霧吹きを使用して少量のぬるま湯や水で便を洗い流すと良いです。水が使えないときはゴシゴシこすらずにおしりふきを押し当てながら優しく拭くと良いでしょう。

🔷Q.「授乳中に赤ちゃんが沢山汗をかいてしまって心配です」
🔶A.赤ちゃんはもともと汗っかきで、授乳時はお母さんの体温を感じながら一所懸命に飲むのでより一層汗をかきます。ただ、授乳でしっかり水分補給をしているので、授乳中に沢山汗をかいてしまっても気にしなくてよいでしょう。

🔷Q.「帽子をかぶせていると顔を赤くして頭も汗だくになるのですが帽子は必要?」
🔶A.今の夏は日差しが強いので日よけ帽子はかぶりましょう。前述のように赤ちゃんはもともと汗っかきで、夏場の日中はさらに大量の汗をかきます。外出の際には着替えを持参し、濡れタオルで汗を拭いてあげましょう。また紫外線も強いので、子ども用の日焼け止めを使用すると良いでしょう。体温調節や紫外線の観点から、日差しの強い時間帯の外出は気を付けましょう。

🔷Q.「のどが渇いたらジュースを飲ませてもいいの?」
🔶A.たまにジュースを飲むことはいいと思います。ただ、ジュースばかりたくさん飲んでしまうと満腹感が出て、母乳・ミルクや離乳食の量が減ってしまう可能性があります。また、何度も飲んでいると麦茶などの甘くない飲み物を飲まなくなる可能性もあるので気を付けましょう。

小さな子どもは、自分の体調をうまく伝えることができないので体調管理に気を付けて暑い時期を楽しく過ごしてください🎵

小児科医師にインタビューしてみました【前半】

2024年07月12日

久しぶりのブログ更新です。
ホームページ更新が停止の間、皆様にはご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。
今週よりブログ更新も復活しますので是非ご覧ください。

さて、ブログがお休みの間に関東では梅雨入り発表がありました。
平年より2週間以上遅い発表となったようです。
梅雨入りしてからさらに蒸し暑い日が続きますが、今回はこの時期にお悩みの方が多い「子どものお肌」に関する素朴な疑問について、小児科医師に話を聞きましたのでぜひ参考にしてください。

🔷Q.「子どもの皮膚トラブルでは、どのようなタイミングで受診したらよいでしょうか?」
🔶A.お手持ちの保湿剤を塗っても改善がないときや湿疹が増えじくじくするなど悪化するときは早めに受診しましょう。

🔷Q.「常に体がべたべたしていて、その後かゆがっているときの対処法は?」
🔶A.赤ちゃんは体温調節が未熟で新陳代謝も活発なので汗っかきです。汗でべたべたしている状態をそのままにすると、汗に含まれる様々な成分による刺激で肌がかゆくなります。汗をかいたらすぐシャワーを浴びるのが理想ですが、現実的には難しいので、汗をかいたらすぐに拭いたり、夏場はこまめに着替えさせてあげるなどしましょう。

🔷Q.「虫よけスプレーは小さい子でも使っても問題ないですか?」
🔶A.赤ちゃん用や幼児用の虫よけスプレーは使用して大丈夫です。スプレータイプの場合は直接噴霧すると目や口に入ることがあるので、大人の手のひらに出してから塗りましょう。塗りムラがあると虫よけがついていない箇所は刺されてしまうので、顔、腕、足にまんべんなく塗りましょう。

🔷Q.「蚊に刺された場合の対処法は?」
🔶A.市販の虫刺され軟膏を塗って大丈夫です。かゆみや赤みが強い場合は冷やすと症状が和らぎます。掻きむしると化膿してしまうこともあるので、虫刺され用パッチを貼るのも良いです。それでもかゆみや赤みが強く、腫れがひどくなる場合は受診しましょう。

そして、今の時期水分補給は重要です。汗をかいていないように見えても、皮膚表面から水分が蒸発しています。水分補給は麦茶、水を選びましょう。乳幼児用イオン水は下痢や嘔吐がひどい場合のために調整してあるので、元気な時の水分補給には向きません。赤ちゃん用ジュースも普段飲むことはいいですが、夏場の水分補給には向いていませんので適切な水分補給をしてあげましょう。 ・・・後半は次回に続きます。

YMC YouTuber増殖中!(当院スタッフです。)

2023年06月09日

今週は梅雨入り前の貴重な晴れ間がありましたが、先週末に続き今朝も強い雨が降りました。
梅雨入りの発表もあり、ますます日々のお天気チェックが欠かせません。

さて、昨年開設し当院のブログでもたびたび紹介しているYouTubeチャンネルですが、5月は「耳鼻科に来ない耳鼻科の病気①(顔面神経麻痺)」を公開しました。
顔面神経麻痺は発症してからなるべく早く受診することが重要など、役に立つ情報が満載の動画ですので、是非こちらからご覧ください😊

当院のYouTuberは続々と増殖中で、現在は小児科の撮影を終え、近日中のUPに向けて編集中です。
6月は小児科の動画を2本UPする予定です。
病院情報や様々な診療科の動画コンテンツを随時更新しているので今後とも見にきていただけると嬉しいです🎵
チャンネル登録も👍よろしくお願いします!!

Instagram(母子医療センター)もやってます♡

※YMCとは…Yokohama Medical Centerの略です。

脳神経内科の動画「パーキンソン病について」を配信中!

2023年03月03日

3月がスタートしました!
気温も徐々に高くなり、春の気配が感じられます。
そして、今日は雛祭りですね🌸
今年も当院では外来ホールに雛人形を飾りました。
皆さんもそれぞれのご家庭で雛祭りを楽しんでみてください。

さて、当院の公式YouTubeチャンネルでは、先日ご紹介した脳神経外科に続き、第二弾として脳神経内科の動画「パーキンソン病について」を配信しました❗

「パーキンソン病」はボクシングのモハメッド・アリさん、映画俳優のマイケル・J・フォックスさんなど有名人が罹患したことで、聞いたことがある方も多いと思われますが、どんな病気かご存知ですか?
パーキンソン病は指定難病のひとつで、高齢者に多く、「手足が震える」「筋肉がこわばる」などの運動障害が起きる脳の病気です。
こうした症状を高齢のせいだからと思って受診をされていない方もいるようです。
動画では、具体的な症状から治療の方法まで、脳神経内科部長の上木(じょうき)医師が分かりやすく解説しておりますので、是非ご覧ください。
上木医師の素敵な笑顔の「いいね!」も見ることができますよ😊

脳神経外科の動画「下垂体のおはなし」を配信中!

2023年01月13日

今年度開設した当院YouTubeチャンネルでは、当院医師が専門の疾患について解説していく予定ですが、第一弾として、脳神経外科の動画を配信しました✨

脳神経外科の瓜生医師と鈴木医師が、人の頭の中にある「下垂体」について、その機能や下垂体疾患の症状、治療法などを解説します。
下垂体って何だろう?難しそう…と思いますが、かわいいキャラクターが登場したり、実際に視野が欠けていくイメージを体感できたりと、一般の方でも楽しく見ていただける内容となっています。
撮影中はとても和やかな雰囲気で、広報スタッフ含め終始笑顔で行われました。
横浜医療センターを代表する仲良しの先生お二人を是非YouTubeでご覧ください!

当院医師の論文が『Nature』に掲載されました📰

2022年10月14日

当院の糖尿病内分泌内科部長・田島一樹医師らが執筆した研究論文が、英国科学雑誌『Nature』(2022年9月1日号)に掲載されました。
【論文のリンク先:https://www.nature.com/articles/s41586-022-05067-4
『Nature』とは医学界のみならず、国際的な総合科学ジャーナルとして、世界中に届けられているとても有名な雑誌です。医療は日進月歩で発展していますが、その発展にはこのような医療従事者による研究が大きく貢献しています。

田島医師にこの研究論文の要旨を以下のとおりまとめてもらいました。

本研究は、褐色脂肪の新たな制御メカニズムを調べた研究です。
人間のからだには、2つの脂肪細胞が存在します。一つは白色脂肪、もう一つが褐色脂肪です。私達が、肥満と関連して思い浮かべるのが、白色脂肪であり、皮膚の下や内臓にあり、体の中の余分なエネルギーを脂肪として溜め込む役割を担っています。
一方で、褐色脂肪は、エネルギーを作り出すミトコンドリアが多く存在しているため、脂肪を熱に変える働きをもっています。
以前まで、この褐色脂肪は、乳幼児のときに多く見られるものの、成長とともに減少し、成人になるとほとんど存在しないものと考えられていました。
しかし、最近の研究で、成人にも褐色脂肪が存在することが明らかとなりました。そのため、熱を産生して、脂肪エネルギーを消費する褐色脂肪の働きを高めることが出来れば、肥満や糖尿病の治療につながるのではないかと期待されています。
今回の研究では、褐色脂肪の分化・機能維持に重要である転写因子PRDM16の安定化に重要な制御メカニズムを明らかにしました。将来、褐色脂肪の研究がさらに進むことで、肥満および糖尿病の新しい治療法へと発展することが期待されます。

順調に撮影中です!

2022年09月09日

こんにちは。蝉の声と入れ替わるように、夜には虫たちが歌いはじめました。
明日、9月10日は中秋の名月です。秋を色濃く感じる今日この頃です。

さて、現在広報部では当院のYouTubeチャンネル開設に向けて、準備をしています。

この日は院長の屋外ロケもあり、迷走台風の影響が心配されていました。
ところが、私たちの心配をよそに風もおだやかで、ちょうど雲が切れて晴れるというミラクル。
幸先よいスタートです。

撮影は3時間の予定でしたが、予想以上に順調でなんと1時間半で終了。
ほとんどNGなく撮影を終えました。

広報スタッフにより、ただいま編集作業中です。どんな仕上がりになるか、楽しみです!

この動画を皮切りに、さまざまなコンテンツを発信していきます。
チャンネルが開設されましたら、こちらでもお知らせしたいと思います。
その際はぜひ、ご覧になっていただけると嬉しいです。

横浜医療センター版 「大改造!!劇的ビフォーアフター」

2022年05月13日

こんにちは。さわやかな季節がやってまいりましたね。

今回は、当院の小さな「大改造!!劇的ビフォーアフター」の紹介です。
当院の医師等の執務室(病院では通称、「医局」と呼んでいます)がここ数年医師の増員により手狭となっておりました。
そこで今回職員用図書室を改修しスペースの半分を医局にしたうえで「研修医の医局」としました。

実際に利用している当院の研修医にインタビューしたところ「研修医同士でコミュニケーションを図りながらともに学べる環境」と好評でした。

なお、少し狭くなってしまった図書室ですが本棚を減らしたり、デッドスペースとなっていたスペースを削減しているので図書閲覧や自習等、図書室としての大きな機能は損なわず利用できています。
良いコミュニケーションや職場環境づくりはより良い病院運営にとってとても大切なことだと考えています。
今後も「働きやすい病院」を目指して取り組みを行っていきます。

研修医の日々の様子「教育研修部ニュースレター」も是非ご覧ください。

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