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診療
第29回クリティカルパス大会を開催しました🏆
2023年02月10日
本日はみぞれ混じりの冷たい雨が降っています。
このあと雪となるようですが、昨年のように積もるのでしょうか、心配です。
春の訪れまでもう少し時間がかかりそうです。
さて、1月30日に(先月末に)クリティカルパス大会を開催しました。
コロナ禍でしばらくはポスター掲示方式による発表でしたが、3年ぶりの会場発表で大変盛り上がりました。
「クリティカルパス」とは、医療スタッフと患者さんが治療の情報を共有するために作成する、「入院中の予定をスケジュール表のようにまとめた診療計画書」のことです。
入院すると、手術や検査はどのようなスケジュールで行うのか、退院はいつできるのかと不安に思うことがたくさんあります。
医療従事者が予定を把握するのはもちろんですが、患者さんご自身で予定を把握することは、安心して治療や入院生活を送るために重要です。
そのため、当院では各病棟や部門が、クリティカルパスを新たに作成したり、より良くなるよう見直すなどの改善活動を行っており、年に1回、クリティカルパス大会でその成果を発表しています。


今回の発表での最優秀賞は、東6病棟の「コイル塞栓術、ステント留置術のDPCに合わせたパス日数短縮について」でした。
患者さんから術後の絶対安静が辛かったという訴えが多く聞かれていた手術ですが、今回クリティカルパスの改善を行った結果、患者さんが術後すぐに寝返りを打つことや起き上がることができるようになり入院期間の短縮につながったことが評価されました。
今後もこうした医療の質を上げるための取り組みを続けてまいります。

J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)の終了報告
2022年11月09日
こんにちは、寒暖差が大きく、皆様体調を崩しておられませんか。
夜はすっかり秋の虫の声になりましたね。月もきれいに見える気がします。
さて、今回のブログは10月16日に行われたJ.M.Sについて紹介します。
J.M.S(ジャパン・マンモグラフィーサンデー)とは、子育て・介護・仕事など多忙な平日を過ごす女性のために「10月第3日曜日全国どこでもマンモグラフィー検査が受診できる環境作り」を目指し、日本乳がんピンクリボン運動(認定NPO法人J.POSH)が全国の医療機関に呼びかけ、2009年から開始した取り組みです。
当院はこの取り組みに賛同し、昨年から実施しています。
昨年より受診希望の方や、乳腺エコーを同時に希望される方も増えています。
乳がんは検診で早期発見できる病気です。
この取り組みが実を結び、一人でも多くの笑顔が守られますように…


ジャパン・マンモグラフィー・サンデー(J.M.S)をご存知ですか?
2022年09月22日
「ジャパン・マンモグラフィー・サンデー(J.M.S)」とは、平日に仕事や介護、子育てなどに忙しく、検診を受けにくい女性が、10月第 3日曜日に乳がん検診を受診できるようにしましょうという活動です。当院でもこの活動に賛同し、10月16日(日)に乳がん検診を実施します(今年で2回目の実施です)。

平日に実施している検診は40歳以上を対象としていますが、今回の検診では20歳以上を対象にするとともに、従来の検査(視触診とマンモグラフィー検査)に加えて乳腺エコーも選択して受診できるようにしています。
日本人女性の9人に1人が乳がんになると言われています。早期発見で適切な治療を受ければ生存率が高いがんなのですが、検診率は5割以下という状況です。
今まで忙しくて乳がん検診を受けたことがない方、ここ何年か乳がん検診を受けていない方、この機会にいかがでしょうか。
当院では新型コロナウィルス感染対策として、患者さんごとの機器のアルコール消毒はもちろんのこと、できるだけ待ち時間を少なく、また検査時間が重ならないようにしています。
また、医師・検査スタッフは全員女性です。

🎞案内動画はこちらからご覧ください。

第28回クリティカルパス大会を開催しました(その2)
2022年03月18日
今日は前回お知らせしたパス大会の「最優秀賞」をご紹介します。
今回のパス大会には全8チームが参加し、「最優秀賞」は1チーム、「優秀賞」は2チームが受賞しました。

最優秀賞は、骨折した人(特に骨粗鬆症の人)が、当院の治療後に再度骨折しないよう予防(2次骨折予防)する取り組みを行った東5階病棟のチームでした。

当チームは多職種で連携しながら、対象の患者さんに対して、骨折の治療だけでなく、骨粗鬆症や生活習慣の指導などの働きかけを積極的に行っています。
そして今回、橈骨遠位端骨折のパスを見直して、退院後でも骨粗鬆症の検査やその治療につながるようにするなど、患者さんへの指導内容をさらに充実させました。こうした取り組みが評価され、受賞となりました。
院長講評より引用となりますが、このコロナ禍は「効率的な医療の流れ」を求めています。今後も効率と医療の質を上げるよう、更なる改善を実施してまいります。
第28回クリティカルパス大会を開催しました(その1)
2022年03月11日
2月上旬~中旬に「第28回横浜医療センタークリティカルパス大会」を開催しました。
「クリティカルパス(略してパス)」とは、医療スタッフと患者さんが治療の情報を共有するために作成する、「入院中の予定をスケジュール表のようにまとめた診療計画書」のことです。
パスは大きく分けて2種類あり、院内のみで利用するパスを「院内パス」、地域にまたがって利用するパスを「地域連携パス」と呼んでいます。
パスは一度作成して終わりではなく、効率的で安全な医療の提供を目指し、パスの質の向上のために改善活動を行います。当院では各病棟や部門が、新規のパスや改善したパスの運用について発表する場として、毎年「クリティカルパス大会」を開催しています。

今年で28回目となり、「地域連携パスを意識した院内パス大会」という位置づけで行いました。
なお、例年は発表形式で行われていましたが、コロナ禍となり昨年と今年は掲示形式で開催しました。
パス大会の「最優秀賞」は次回のブログでご紹介したいと思います!
J.M.Sプログラムに参加しました
2021年10月28日
こんにちは。寒さも次第につのり、朝夕はめっきり冷え込む今日この頃です。
さて、今日は「ジャパン・マンモグラフィー・サンデー(J.M.S)」のお話です。
J.M.Sとは、NPO法人J.POSHと全国の医療機関が協力して、平日は仕事や子育てに忙しく検診を受けに行きにくい女性が、日曜日に「乳がん検診」を受けられる環境づくりへの取り組みのことです。当院では今年初めてこの活動に参加し、10月17日の日曜日に乳がん検診を行いました。

平日に実施している検診は40歳以上を対象としていますが、今回の検診では20歳以上を対象にするとともに、従来の検査(視触診とマンモグラフィー検査)に加えて乳腺エコーも選択して受診できるようにしました。予約はすぐにいっぱいになり、乳腺エコーを受診される方も多く、乳がん検診に対する意識の高さを感じました。

当日はあいにくの雨模様でしたが、受診された方から「日曜日だと助かるわ。ありがとう。」とのご感想をいただきました。当院は来年も引き続きJ.M.Sに参加する予定で、多くの方が乳がん検診を受診できる環境づくりを進めてまいります。

