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緩和ケア内科

がんの患者さんやそのご家族の心身の様々な苦痛や悩みを和らげます

外来診療担当表

令和3年5月1日

診療科 受診方法
緩和ケア内科 初診・再診
(完全予約制)
中橋 勇典 中橋 勇典 休診日 中橋 勇典 中橋 勇典

受付時間 : 平日 8:30~10:30
初診には紹介状が必要となります。
完全予約制のため、予約外受診の場合は必ず事前に連絡が必要です。

概 要

 緩和ケア内科では、主にがんによる不快な症状と、各種慢性痛の治療を行っています。
 がんの治療や病状の進行に伴う痛みや、痛み以外の様々な辛い症状(手足のしびれ、呼吸困難、だるさ、嘔気等)にお悩みの患者さんに、薬物治療や認定看護師によるケアを行うと同時に、不眠・不安・抑うつなどの精神症状に対しては、緩和ケア担当の精神科医師や看護師、臨床心理士と連携し、治療と社会生活が両立できるよう支援しています。痛み止めだけで痛みが治まらない方には、神経ブロックを行うことがあります。必要に応じて、横浜市立大学附属市民総合医療センターと連携して治療に当たります。
 症状緩和以外の機能としては、がん相談支援センターと連携し、がんの患者さんを介護するご家族の悩みに対する相談支援を行い、在宅療養支援、公的サービス、緩和ケア病棟の紹介等を実施しています。治療やカウンセリングを通して、ご病気のあらゆる段階において、がんとうまくつきあい、ご自身らしく過ごすためのお手伝いをします。なお当院に緩和ケア病棟はございませんので緩和ケアの入院はお受けすることができません。
 また、ペインクリニックとして慢性痛の患者さんの治療も行っております。こちらは、補助的に投薬治療をしながら、身体の機能維持と、生活の質の向上といった目標に向けてお手伝いをいたします。

対象症状

・がんの治療や病状の進行に伴う様々な身体症状
・気分の落ち込みや不眠などの精神症状
など

対象疾患

 がんと診断された方とそのご家族全てが対象となります。また、近年は入院中の重症心不全患者さんの症状緩和にも力を入れています。
 ペインクリニックでは、帯状疱疹関連痛や末梢神経障害、卒中後中枢痛、遷延する術後痛など、主に3ヶ月以上続く長引く痛みを対象としています。

診療実績

令和5年度 患者数
 がん性疼痛 142名
 がん・心不全による痛み以外の症状 48名
 神経障害性疼痛 63名
 筋骨格系の痛みほか 43名
 神経ブロック施行状況:仙骨硬膜外ブロック 3名、肋間神経ブロック 1名、トリガーポイント注射 1名

クリニックの先生へのお願い

当院では電話やFAXによる相談体制(問い合わせ先:がん相談支援センター)を実施しております。何かお困りの事がありましたらお問い合わせください。

スタッフ紹介

役 職
氏  名
専 門 分 野
認定医・専門医
緩和ケア
内科部長
なかはし ゆうすけ
中橋 勇典
緩和医療
ペインクリニック
日本緩和医療学会認定医
日本ペインクリニック学会専門医
日本麻酔科学会専門医・指導医
厚生労働省麻酔科標榜医
緩和ケア研修会修了
緩和ケア基本教育に関する指導者研修会修了
医学博士


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