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呼吸器外科


外来診療担当医表  ■診療日時  ■診療科の概要  ■対象疾患  ■肺がん  ■気胸  
臨床研究  ■スタッフ紹介

胸腔鏡(ビデオモニターシステム)を多くの胸部手術に導入し、 根治性とQOL(Quality of Life:生活の質)とのバランスを最大限考慮した身体に優しい手術を心がけています。

外来診療担当表

令和2年9月1日

診療科 受診方法
呼吸器外科 初診・再診 休診日
(手術日)
増田 晴彦 休診日
(手術日)
渡部 克也 第1・3・5
渡部
第2・4
増田
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 初診受付時間 : 平日 8:30~10:30
 救急疾患の場合を除き、初診には紹介状が必要となります。

概 要

呼吸器外科は、肺・気管支・縦隔(左右の肺の間、心臓と大血管は除きます)などに生じた疾患の手術治療を担当します。

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対象疾患

主な対象疾患は、肺がん(原発性、転移性)、気胸・血胸、胸部外傷、縦隔腫瘍、膿胸などです。

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肺がんについて

近年、肺がんの増加は著しく、男性ではがん死亡原因のトップ、女性では2番目となっております。また、CT検査をする機会が増えたことで、たまたま肺がんが見つかることも増えてきております。腫瘍が小さい時期に発見(早期発見)し、切除することで充分に治癒が期待できます。一方、咳や痛みなどの症状を伴う進行した状態で見つかる場合も多くあります。肺がんは、早期発見されにくく病状の進行が早い上に、他のがんにくらべて手術後の再発が多いことから、治療が難しいがんの一つでもあります。
当科では、「手術後に再発する人を一人でもなくしたい」との思いから、消炎鎮痛剤である非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)を使用した多施設共同研究(FLAX study、特定臨床研究実施計画番号:jRCTs031190167)を実施しております。
FLAX studyのホームページ:http://plaza.umin.ac.jp/~flax/

肺がんの種類
細胞の形から分類すると腺癌、扁平上皮癌、大細胞癌、小細胞癌の4つが主なものです。その中でも腺癌の頻度が最も多く、女性や非喫煙者に見つかる頻度が高くなっております。一方、扁平上皮癌は喫煙との関係が強く、男性に多いといわれています。この2種類が肺がんの大半を占めます。 

症状
癌が小さいうちは、多くの方でまったく症状はありません。長く咳や痰が続いたり、痰に血が混ざったりするような場合は、癌を疑いなるべく早く検査をすることが大切です。進行するとひろがり方により、胸に痛みがでたり、声が枯れたりするなど、いろいろな症状が出現します。

検査
胸部レントゲン、CTなどの画像診断で肺がんが疑われた場合は、PET検査(注射した薬剤が悪性部分に集まり全身の検査ができます)を行ったり、喀痰細胞診や気管支鏡検査、CTガイド下針生検などで腫瘍の細胞を採取したりして、癌かどうかを調べます。癌と診断された場合は、呼吸器内科や放射線科とのカンファレンスを適宜開催して、患者さんにとって最適な治療方針を決定いたします。ただし、癌と診断が付いていない場合であっても、根治を目指すためには何よりも早期癌のうちに治療を行うことが大切であるため、画像診断で肺がんを強く疑う場合には、積極的に手術を考えます。その際には胸腔鏡を使用した腫瘍の細胞や組織を採取する手術を行い、病理医による迅速診断で悪性と判断された場合には、そのまま根治手術に移行します。  

手術
当院では比較的早期の肺がんに対しては積極的に胸腔鏡下手術を行っています。手術の傷が小さく、術後の痛みも軽いのが特徴です。手術による体へのダメージが少ないため、回復も早く入院期間も従来の開胸手術(大きく切開する手術)と比べ短くなりました。また、進行肺がんに対しては開胸手術を主に行っており、たとえ周辺の臓器や胸壁などにがんが直接浸潤しておりましても,切除可能と判断された場合には積極的に手術を行っております。

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手術後の治療
胸腔ドレーンという管がつながった状態で病棟に戻ります。経過がよければ、この管は数日で抜きます。順調に行けば1週間程度で退院です。なにか合併症が起きた場合には入院が長くなることもあります。 
切除した肺は病理診断(癌細胞を顕微鏡で見る検査)や増殖に関わる分子の検査などを行います。進行の具合により、呼吸器内科や放射線科と連携を図りながら、患者さんにとって最適な追加治療(抗がん剤、放射線治療など)を行います。

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気胸について

気胸とは、肺の表面に穴が開き、肺が縮んでしまう疾患です。自然気胸がもっとも多く、そのほかに原因により外傷性気胸、月経随伴性気胸などに分類されます。  

自然気胸の症状
突然の胸や肩、背中などの痛み、咳、呼吸困難(息が深く吸えない等)などの症状があります。肺の縮みが少ないときは一時的に息苦しくなっても,その後しばらくすると息苦しさがおさまってしまうこともあります。しかし、空気漏れの部位が一方弁のようになり肺から漏れた空気がどんどん胸腔内に溜まって、胸腔内の圧が高くなりすぎることがあります。これを緊張性気胸といい、できるだけ早く治療を行わないと命にかかわることがあります。  
また、肺が縮むだけではなく、出血を伴う場合があり(血気胸といいます)、出血量が多い場合は緊急手術が必要となります。 

治療
治療法には、安静、携帯型胸腔ドレーン挿入による外来診療、入院による加療、手術療法などがあります。胸部レントゲン、CTなどにより肺の縮み具合を確認し、呼吸状態や重症度によって適切な治療方を選択させていただきます。

※最近は、学生さんや働き盛りの方を中心に、できるかぎり入院せず治療を受けたいという希望が多くあります。当科ではそのようなニーズに応えるべく、ソラシックエッグと呼ばれる携帯式ドレーンを用いて自然気胸の外来治療を行っております。入院が不要なので治療中でも通学、受験、通勤、デスクワークなどの軽作業が可能です。 
ただし、ソラシックエッグを入れても肺の膨らみが不十分な場合は入院が必要になることもあります。 


<医療関係者の方へ> 
患者様向けのパンフレットを掲載いたします。ご自由にダウンロードいただき周知にお役立て下さい。

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臨床研究(多施設共同研究)


非小細胞肺癌におけるフルルビプロフェンアキセチル周術期投与による術後再発予防効果を検証するための多施設共同ランダム化第II相比較試験(FLAX試験)
・公開用文書(実施計画:https://jrct.niph.go.jp/latest-detail/jRCTs031190167


少数個転移(オリゴメタスターシス)を伴った肺癌の臨床病理学的特徴に関する後方視的研究
・公開用文書(2019.5.17)


肺切除後気漏に対するドレーン管理法の多施設共同前向き観察研究
・HP・掲示板掲載用文書


呼吸器外科手術における症例登録事業(PDF)
・公開用文書


臨床研究(個人研究)


原発性肺癌における術前の炎症性マーカー(Inflammation-based score)による術後再発の予測
・オプトアウト文書

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外来診療担当医

外来診療担当はこちらをご覧下さい。 

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スタッフ紹介

役 職
氏  名
専 門 分 野
認定医・専門医
部 長
わたなべ かつや
渡部 克也
呼吸器外科全般
胸腔鏡下手術
日本外科学会専門医
日本呼吸器外科学会専門医
日本呼吸器内視鏡学会専門医・指導医
肺がんCT検診認定医
身体障害者福祉法第15条第1項指定医(呼吸機能障害)
医 師
ますだ はるひこ
増田 晴彦
呼吸器外科全般
胸腔鏡下手術
日本外科学会専門医
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