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もの忘れ外来(脳神経内科)

認知機能低下や認知症の原因の鑑別を行うための外来です

概 要

もの忘れは、誰でも年齢と共に増えてきます。一方、認知症でみられるもの忘れは年相応のもの忘れとはやや異なります。たとえば、昨日友達と会って食事をしたことを忘れて思い出せないといった、出来事(エピソード)自体を忘れてしまうのが、認知症にみられるもの忘れです。このように出来事を忘れてしまうようなもの忘れが増えると日常生活・社会生活に支障が出てきます。
もの忘れ外来では、年相応のもの忘れなのか、認知症なのか、もしくはその間である軽度認知障害(Mild Cognitive Impairment : MCI)なのか、判断します。また、認知機能低下の原因にはいろいろありますが、原因によって治療やケアの方法が異なりますので、できるだけ早く発見して原因を調べ、適切な方針を立てることが大切です。鑑別診断の後、必要に応じて他の内科や脳神経外科、精神科など他の診療科に紹介をおこなうこともあります。
なお、診断や方針が定まった後には、引き続き紹介元の先生による診療継続をお願いしております。アルツハイマー病による軽度認知障害もしくは軽度認知症で新規治療薬の適応となる場合は引き続き当科で外来フォローを継続します。

対象となる疾患、症状

認知機能低下、認知症、もしくはそれらが疑われる状態

受診方法

完全予約制です。
かかりつけの医療機関でご相談ください。
※予約日当日に紹介状の原本をご持参下さい。
※診療予約は医療機関からのみ、FAXにてお受けしています。

予約枠

毎週火曜日11:00 1名
外来診療担当はこちらをご覧下さい。

ご紹介される先生へのお願い

もの忘れ外来は、認知機能低下や認知症の初期が疑われる方を受け入れています。診断が定まり、治療やケアの方針が立った段階で、かかりつけ医での経過観察をお願いいたします。なお、レカネマブによる治療が適応となる場合は引き続き当科で診療継続します。
なお、既に当院で認知症の診断がついている患者さんの状態変化などで再度紹介を希望される場合は、通常の脳神経内科の初診予約をお願いします。また、徘徊や物盗られ妄想、暴言暴力などの行動心理症状の治療や相談を希望される場合は、精神科の初診予約を取ることをお薦めします。
予約当日は、予約時刻の30分前までに受付をするよう、お伝えください。
予約センターあてにFAX予約申込書と診療情報提供書、検査データをFAX送信(※)して下さい。
※ FAX予約申込書はこちらをご覧下さい


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